シンセサイザーの王者moogの特徴とおすすめモデル

シンセサイザーと言えば、moog!Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどをproduceする中田ヤスタカのシンセサイザーサウンドのルーツのシンセサイザーです。

moogを知らずして、シンセサイザーを語る事はできません。ゲーム音楽にも多大な影響を与えています。

過去のミュージシャンにも多くの影響を与え、現在も影響を与え続ける、そのmoogサウンドの魅力は永遠に不滅なサウンドです!

目次

  • moogの特徴
  • 使用しているアーティスト
  • オススメの機種
  • まとめ

moogの特徴

Monday morning #moog sessions! - #synth #studio #music #bass #recording #piano #composer #analog

Resonate Musicさん(@resonatelondon)が投稿した写真 -

「シンセサイザーと言えば、まずmoog!」

moog シンセサイザーは1960年代にアメリカのロバート・ムーグ博士によって開発されたシンセサイザーです。シンセサイザーの音を「ピコピコサウンド」と表現する、その「ピコピコ」とは、moogサウンドから、そう呼ばれるようになったと言われています。そのサウンドの特徴は、現代における「ゲームサウンド」 にも、多大な影響を及ぼしています。

moog、その呼び名は日本のサイ トでは表記が「モーグ」になっている場合が多いですが、ミュージシャン達の間では、一般的に英語の発音である「ムーグ」と呼ばれています。大きく分けて、 キーボードを繋ぐ「モジュラー」タイプとキーボードと一体化しているmini moogなどの「キーボード」タイプの2種類があります。当初、開発されたのは、いわゆるキーボードを繋ぐモジュラータイプで、大きく、また価格も高かっ たため、普及のスピードは遅かったようです。日本で最初に手にしたのは、世界的に有名なシンセサイザー演奏者の冨田勲です。

ちなみに冨田勲は、後に世界的 に有名になった日本のテクノバンド YMO(イエローマジックオーケストラ)のマニピュレーター(シンセサイザーの音源を操る人)松武秀樹の師匠でもあ り、日本のシンセサイザーサウンドの先駆者でもあります。

またmoogの最大の特徴は真空管を使った設計のため、独特な太い、アナログなサウンドで、ま た、音源の波形などを自分で調整できるため、プリセットされた、決められたサウンドだけでなく、無限大に自分の好みの音色を作り出せる事です。moogの 出現により、moogサウンド、イコール、シンセサイザーの音という認識が広まりました。

当初発表されたモジュラータイプは、モジュラーごとに、パッチで、繋ぐというシステムになっていたため、その大きさも大きく、後に、1970年に発表 された、パッチで繋がない、キーボードも付いているmini moogに代表されるようなキーボードタイプが発表され、値段も、大きさも、普及しやすいものになり、爆発的にミュージシャンの間で、広まっていきまし た。そして、moogサウンドを生かすためのサウンドを追求するミュージシャンも増えてゆき、moogを使っていないミュージシャンは時代遅れと言われん ばかりに、シンセサイザーサウンドが広まりました。

ですので、1970年代の音楽のジャンルを代表するのが、moogによるシンセサイザーサウンドであっ たと言っても過言ではない程です。一般的に、ミュージシャンの間で、いわゆるシンセサイザーサウンドを作る際に「打ち込み」と、その作業を呼ぶ理由も、 moogのモジュラーを調整して、作り上げていった作業、そのものを言い表したとも、言えます。

moogホームページ:

https://www.moogmusic.com/

moogの「Sub Phatty」の演奏

使用しているアーティスト

「世界中のアーティストが使っています!」

ビー トルズ、スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、アース・ウィンド&ファイアー、EL&P、イエス、クラフトワーク、YMOな どに加え、エレクトロ、ヒップホップ、テクノ系まで数多くのミュージシャンが使用。

また、多くのDJが、そのトラック作りにも最近では使用しています。また、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅのproducerである中田ヤ スタカも、moogサウンドに多大な影響を受けていると思われますが、ライバル会社のYAMAHAのシンセサイザーを公式には使用しているので、使用については明言していません。

海外のアーティスティストで現在有名なのは、テクノグループのunderworldです。世界的に有名になった日本のテクノバンドYMOは坂本龍一が在籍していたバンドです。

そのサウンドは、大部分がmoogによるサウンドで制作されています。

YMO「RYDEEN」

このmoogサウンドを聴いた後にPerfumeサウンドを聴いてみてください。

Perfume

また現代におけるゲームサウンドの「ピコピコした音」は、moogから生まれたと言っても過言ではありません。

音楽だけでなく、ゲームの世界にも、そのサウ ンドは影響を与え続けています。世の中のシンセサイザーすべてが、moogの影響を受けたサウンドであるとも言えるくらいです。まさに「シンセサイザーの 王者!」

オススメの機種

「まずはmini moogから!」

moog と言えば、キーボードと一体化しているmini moogがオススメ!mini moogはモノフォニック(単音づつしか音が出ない)ですが、モノフォニックが故に、moogらしい音を奏でます。

モジュラータイプも現在、購入できます が、使用方法が複雑なため、まず使いやすいmini moogタイプがオススメです。mini moogでも、充分に、さまざまな音色を作る事ができます。現在、Mini moog Voyagerなどが現在新製品として購入できます。また、値段が購入しやすい、上記でyoutubeを紹介した、mini moog Phattyというタイプも人気があります。ですが、真空管を使ったシンセサイザーであるが故に、中古の古いタイプも人気があります。ただ、古いタイプは 真空管が安定しないため、演奏中に時間が経つと、音色が変化したり、音程が変わったりすることがあるので、ライブ演奏には、向いていません。(レコーディ ングには向いています!)

Mini moog

Moog公式HPより

まとめ

現代のゲームミュージックにさえも多大な影響を与え続ける「moogサウンド」。正に、「シンセサイザーの王者」です。デジタルなものが、世の中を席巻する中で、ア ナログシンセサイザーmoogが「ピコピコ サウンド」の始まりだったなんて!デジタルを制するアナログシンセサイザー、moog。

その魅力に取り付かれ たミュージシャンは過去も、現在も、数えきれません。moogを知らずして、シンセサイザーを語る事は不可能です!まず楽器屋さんに行って、moogを 触ってみてください。、moogに付いているスイッチの意味がわからなくても、それぞれのスイッチを触るだけでも、その音色の変化を楽しむ事ができ、一瞬にしてmoogの虜になります!そして、その瞬間に中田ヤスタカになった気分を味わえます!

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