例でみるアナログシンセサイザーとデジタルシンセサイザーの違いとは?

昨今、アナログシンセブームが到来しており、色んな場所で『アナログシンセサイザー』という言葉を目にします。『アナログ』の対義語は『デジタル』で、当然のことながら、『デジタルシンセサイザー』というものも存在しています。

しかし、『アナログシンセ』と『デジタルシンセ』の違いはいったい何なのでしょう?よくわからないことは抜きにして、ザックリと調べてみたいと思います。

Good morning.

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目次

  • アナログとデジタルの違い
  • アナログシンセサイザーとは?
  • アナログモデリングシンセサイザーとは?
  • デジタルシンセサイザーとは?
    • FM音源方式
    • PCM音源方式

アナログとデジタルの違い

最初に一応軽くだけ、アナログとデジタルの違いに触れておきましょう。

アナログ(英: analog英語発音:[ˈænəˌlɔːg]ナローグ)は、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。

 出典:アナログ - Wikipedia

デジタル(英語: digital, 英語発音:[ˈdiʤətl]。ディジタル)量とは、離散量(とびとびの値しかない量)のこと。連続量を表すアナログと反対の概念である。

出典:デジタル - Wikipedia

Wikipediaよりの引用ですが、基本的な定義はこれだけです。

アナログ回路でできたものを『アナログシンセ』、デジタル回路でできたものを『デジタルシンセ』と呼ぶのが本来は正しいのでしょうが、アナログシンセを模してデジタル回路で作られた『アナログモデリングシンセサイザー』みたいなものがあったり、アナログ回路とデジタル回路を組み合わせてできたシンセサイザーがあったりとややこしいです。例を挙げながら違いを考えてみましょう。

アナログシンセサイザーとは?

最近になって、いろんな楽器メーカーが、アナログシンセサイザーを新しく作っています。

有名な例として

KORG  MS-20 mini

MOOG Mother-32


なんかですかね。

これらは、純然たる『アナログシンセ』です。

もちろん操作性の向上のために回路の中にデジタル部分はふんだんに含んでいるのですが、音作りにかかわる部分がすべてアナログ回路でできているのです。

制御はデジタル、音作りはアナログ、って感じですかね。

アナログシンセの音作り

アナログシンセの音作りは大まかに以下の手順で作られます

  1. オシレーターで基本波形を選ぶ
  2. フィルターをかける
  3. エンベロープで音量を調整する
  4. LFOをかけてみたりする

詳細は別記事に譲ることにして、他のシンセサイザーの例を見てみましょう。

アナログモデリングシンセサイザーとは?

さて、アナログモデリングシンセサイザーとは何でしょう?一言で言えば『デジタル回路で作ったアナログシンセサイザー』です。

音を出す部分もデジタルでできていますが、音作りの仕方などはアナログシンセサイザーと全く一緒です。

アナログシンセを模して造られたデジタルシンセなわけですね。

例を挙げると

KORG ( コルグ ) / MICROKORG S MK-1S

NOVATION ( ノベーション ) / MiniNova

Roland SH-32

デジタルシンセサイザーとは何か?

一言で言ってしまえば『アナログシンセサイザーでないシンセサイザー』です。

多種多様な方式があります。上のアナログモデリングシンセサイザーもデジタルシンセの一種ですね。

有名な音源方式を紹介しましょう

FM音源方式

アナログシンセがいわば『引き算』で音を作るのに対して、こちらは『掛け算』で音を作ります。

印象で述べると、アナログシンセよりもキンキンした音になります。

例を挙げると

YAMAHA   reface DX

現行のYAMAHAのFM音源方式シンセサイザーです。

PCM音源方式

こちらはいわば『サンプラー』です。ほかの生楽器などからサンプリングした波形を使って音を出しています。

例を挙げると

KORG KRONOS 88

ROLAND ( ローランド ) / FA-08

この手のシンセになると、あまりにもいろんな機能がついているので『ワークステーション』なんて呼ばれたりします。

まとめ

  • 音を出す部分がアナログ回路でできているのがアナログシンセ
  • それ以外をデジタルシンセ
  • 色んな音源方式がある
  • シンセ復興の風潮がある
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