プロが使うマルチエフェクターを知ろう!

今回はプロアーティストがライブやレコーディングで用いているマルチエフェクターを紹介します。マルチエフェクターというものがイマイチ評価されていなかったのも今はもう昔の話でプロアーティストもかなり重用するようになっています。

質が高い反面、値段も非常に高額なので購入を検討する方もそこまで多くないかもしれませんが、一つの基準として覚えておいても損はないでしょう。

代表的な3機種に絞り、その人気の理由を探っていきたいと思います!

目次

  • 空間&コントロールで大活躍
    • TC ELECTRONIC (ティーシーエレクトロニック) / G-System
    • Fractal Audio Systems (フラクタルオーディオシステムズ) / Axe-Fx II XL+
    • Kemper Profiling Amplifier (ケンパープロファイリングアンプリファイヤー)
  • やはりRACKタイプの需要が高い
  • まとめ

空間&コントロールで大活躍


プロがマルチエフェクターを使用する場合、空間系のエフェクトが目的であることが多いようです。空間系のエフェクトは基本的にデジタルのものが多く、そういったものを一元的に管理し、使用することができるためです。またデジタルエフェクターの場合そのエフェクターの処理能力がエフェクトの質に直結するため、高価なマルチエフェクター1つにしてしまった方がエフェクトの質の良さに繋がります。

それでは実際に製品を紹介していきたいと思います。

TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / G-System

G-systemはRUNA SEAやX JAPANで活動しているSUGIZOさんが使用していることで有名です。SUGIZOさんは元々TC ELECTRONIC社のラックタイプのディレイエフェクターであるTC2290を愛用していました。同社のマルチエフェクターであるG-systemを採用したものと思われます。

G-systemは音質の良さで人気があります。発売されてからそこそこ時間がたっているのに未だ販売されているあたりからも人気の高さがうかがえます。また値段も10万円程度と高級マルチエフェクターの中では値段が抑え目なのも人気の理由なのかもしれません。

Fractal Audio Systems ( フラクタルオーディオシステムズ ) / Axe-Fx II XL+

現在プロから人気のマルチプロセッサーと言えばAxe-Fx II XL+の名前は外すことができません。極めて多くのギタリストが愛用しており、この製品の登場がプロアーティストの機材事情に革命を起こしたことは間違いありません。

エフェクトやアンプシミュレーターは非常に上質であり、高品質なレコーディングを簡単に行うことができます。値段もそれに伴い30万後半程度とかなり高額です。ここまでくるとG-systemにあったようなお手軽さ(G-systemがお手頃価格であるとは言えませんが)は最早ありません。

Kemper Profiling Amplifier (ケンパープロファイリングアンプリファイヤー)

KemperもAxe-Fxと並んでプロアーティストから高い人気を誇る製品です。最近のプロギタリストの機材特集を見るとこの2機種ばかりになってしまっています。

この製品の一番の特徴は実際のアンプを分析してモデリングすることができるという点にあります。これによってモデリングアンプにありがちなデジタル臭さも少なく本物のアンプを使っているような生々しさや、貴重でなかなか手に入らないアンプの音を再現して演奏することができます。どちらかというとマルチエフェクターというよりアンプとしての知名度が高いですが、かなり品質も高く多彩なエフェクトを搭載しています。

値段は30万前半です。Axe-Fxよりは少し抑えているとも言えますが、やはりそう簡単に手を出せる値段ではありません。

やはりRACKタイプの需要が高い

プロアーティストはラックシステムを組んでいる場合が多く、マルチエフェクターもラックタイプの需要が高いです。ラックシステムを組む理由は足元に置くタイプよりもエフェクターのサイズを大きくできるため、処理能力を確保しやすいためです。ノートパソコンでは高性能なデスクトップパソコンと同等の処理能力を発揮しにくいというのと同じことです。

まとめ

今回はプロの使う機材を紹介してきました。

  • Axe-FxとKemperがプロアーティストの中で人気が高い
  • ラックタイプのマルチエフェクターを使用することが多い
  • 値段もそれに伴って非常に高い

なかなか手が出る値段ではありませんがやはり質はかなり高いようです。中途半端に高い値段のエフェクターを買い集めるくらいならこれ1つを買ってしまった方がお得、ということもあるかもしれません。

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