間違っていない!?オーバードライブの繋ぎ方

オーバードライブ含め、歪み系のエフェクターの繋ぎ方って皆様ご存知でしょうか?もちろん、正解はございませんが、ある程度のセオリーはございます。この記事では、オーバードライブペダルの一般的な繋ぎ方をご説明します。一緒に確認していきましょう。

目次

  • 歪み→モジュレーション→空間が基本
  • コンプやイコライザーは歪みの手前
  • 2つ以上の歪み系はゲインを強い方を後者がオススメ
  • クリーンブーストしたい場合はメイン歪みの後ろに
  • まとめ

歪み→モジュレーション→空間が基本

エフェクターの接続順のセオリーとしてよく言われているのが、“(ギター)→歪み→モジュレーション→空間→(アンプ)”の順に繋ぐといったものですよね。

なぜ、このような順番が推奨されているのかと言うと、

後に繋いだエフェクターの効果が優先され、効果が大きく反映されるからです。

仮に、歪みエフェクターよりも先に空間系を繋ぐと、空間系の音にまで歪みがかかってしまい、音が濁ったような感じになってしまいます(もちろん意図的にこのような効果を出す場合もありますが)。

モジュレーションや空間系を歪みエフェクターよりも先に繋ぐと、キレが悪くなってしまいます。

このようにならないために、“歪み→モジュレーション→空間”と言う繋ぎ方が推奨されているのです。

余談ですが、MXR社のphase-90と言うフェイザーがあるのですが、これはphase-90をオンにするとボリュームが上がってしまうと言う特徴を生かし、歪みエフェクターよりも前に繋ぎ歪みエフェクターをプッシュアップするといった使い方をするギタリストもいます。

また、そのフェイザーの音で歪みエフェクターをプッシュアップすると味があって良い音がします。このような例外的な繋ぎ方もあります。

コンプやイコライザーは歪みの手前

さて、次はコンプレッサーやイコライザーの接続順です。

コンプレッサーやイコライザーはギターの原音に対して作用させるエフェクターですよね。このようなエフェクターは歪みエフェクターよりも先に繋ぐのがセオリーとなっております。

コンプレッサーやイコライザーで整えた音に対して、歪みを追加すると言ったニュアンスですね。

しかし、これもあくまでセオリーなので正解とは限りません。

例えば、レコーディングのような現場を想像すると、コンプレッサーやイコライザーは録った音に後からかける場合が多いですよね。

そのことを考慮すると、ギターのエフェクターに関しても、エフェクターボードの一番最後(アンプの直前)にコンプレッサーやイコライザーを繋ぎ、エフェクターボードで作った音全体にコンプレッサーやイコライザーをかける、と言った用途も悪くはないかと思います。

コンプとイコライザーの関係~豆知識~

接続順主な効果
コンプ→EQ圧縮後に波形をいじる為、EQの影響が強くなる
EQ→コンプ無駄な音を無くした後にコンプをかけるので音圧が出る

2つ以上の歪み系はゲインが強い方を後者がオススメ

歪みエフェクターを二つ並べる時は、ゲインが強い(高い)方を後ろにするのがオススメです。

歪みの弱い(ゲインが低い)エフェクターで後段に繋いだ歪みの強い(ゲインが高い)エフェクターをブーストアップしようとした際、歪みの強いエフェクターはそのエフェクターが歪むことのできる許容量が大きいです。

結果としてそのエフェクターの歪み方を損なわずに、綺麗に音をブーストアップする事ができます。

逆に、歪みの弱いエフェクターを歪みの強いエフェクターでブーストアップしようとすると、歪みの弱いエフェクターは歪むことが出来る許容量が大きくないので、結果として濁ったような音になってしまいます。

これもまた各々の音の好みになってしまいますが、歪みエフェクターのきめ細かい歪みを得ようとする場合は、ゲインの高いエフェクターを後ろに繋いだ方が良い結果が得られます。

クリーンブーストしたい場合はメイン歪みの後に

ギターの音を歪ませずに、単純に音量だけを上げたい場合ってありますよね。

このように音をクリーンブーストする際は、クリーンブブースト用のエフェクターをメインの歪みの後段に繋ぐと良いです。

その際は、クリーンブーストするエフェクターのゲインを上げすぎないように気をつけて下さいね。

クリーンブーストするエフェクターのボリュームを上げることにより、前段で作った音のゲイン等をかえること無く、音量のみを上げることが出来ます。

その際ですが、ギターの信号が強くなりますので、それによりアンプが歪み始めて、意図した音と違う音が出る可能性もあるので気をつけて下さいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。エフェクターの接続順を少しでもご理解頂けたのであれば幸いです。

この記事で伝えたかったことは

  • 歪み→モジュレーション→空間が基本的な接続順になると言うこと。
  • コンプレッサーやイコライザーは基本的に歪みエフェクターの前
  • ゲインの低いエフェクターでゲインの高いエフェクターをブーストアップすると良い

です。

エフェクターは世の中にたくさんあるので、色々試奏してみて、ご自身の用途にあったものを選んでみて下さい!エフェクターの接続順を考えるのもギタリストの楽しみかと思います!

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