Marshallアンプの定番シリーズ 人気の機種はこれ!

誰もが知ってる世界的アンプメーカー、Marshall。

スタジオやライブハウスなどにも大体置いてありますよね。しかし、大体置いてあるといってもスタジオやライブハウスによって機種がまちまち…そのせいで使い方がわからなかったりいつもの音が出せない!ということがあると思います。

そんなことにならないために、今回はスタジオによく置いてあるMarshallアンプの特徴やサウンドをご紹介していきます!

目次

  • Marshallの歴史
  • Marshallの定番アンプはこれ!
    • 12種類の音色が出せる!Marshall JVM 410
    • 往年のロックなサウンド!Marshall JCM800
    • 使い勝手に優れたMarshall JCM900
    • より重厚なサウンド!Marshall JCM2000
  • まとめ

Marshallの歴史


Marshallはジム・マーシャルにより1960年にイギリスのロンドンで創業されました。

創業以前ドラマーとして活躍していたマーシャルは自身のドラム教室を開き、多くの生徒を集め人気を博していました。その生徒達の要望に応える形で、1960年にドラム関連の商品を取り扱ったりリペアを行う「マーシャル・ショップ」を開業。当初はドラム専門のショップでしたが、生徒達が今度はドラマー以外のバンドメンバーを連れてくるようになり、彼らの要望に応えるため、当時主流だったFenderのアンプなどを扱っていました。

しかし当時のアンプは故障が多く、それを修理していたマーシャルはこれならば自分でより安く良いものが作れると考えました。そして1962年にFender Bassmanを基に最初の自社製作アンプ「JTM45」を開発し、アーティスト達の注目を浴びMarshallはドラムショップからアンプメーカーとしての道を歩み始めます。

Marshallの定番アンプはこれ!

12種類の音色が出せる!Marshall JVM 410

プリアンプにECC83を5本、パワーアンプにEL34を4本搭載した100Wのフルチューブアンプです。現行のフラッグシップモデルとなっています。
フラッグシップたる所以はMrashallというトラディショナルなブランドからは想像もつかない計12種類の多彩なアンプサウンドです。
クリーン、クランチ、OD1、OD2の4チャンネルの仕様に各chに3つの異なるゲインステージをを用意しており、 澄みきったクリーンサウンドやブルージーなクランチ、1959やJCM800といった歴代の名器のサウンドから、強烈なディストーションまで幅広い音色を生み出すことが出来ます。
Marshallのアンプラインナップのなかで最も最大ゲインが高いモデルでチャンネル4のOD2ではHR/HM以上のメタルサウンドにぴったりなハイゲイントーンを出すことが出来ます。

また、JVMは、スタンバイ状態にした時でもXLRアウトプットが動作するためスピーカーキャビネットへ接続しなくてもラインアウトを出力する事が出来、自宅でのサイレントレコーディングが可能になっていることも特徴です.
2チャンネル仕様のJVM210もラインナップされています。

往年のロックなサウンド!Marshall JCM800

世界を席巻し一時代を作り上げたとも言えるJCM800は1981年に誕生しました。Marshallがロックサウンドの代名詞として挙げられるようになったのはこのアンプがきっかけと言われています。

ゲイン自体はJCM900以降のモデルよりも低くなっており、チャンネルも1つとなっていますがシンプルなコントロールだからこそのストレートなサウンドは生産が終了した現在でも根強いファンを獲得しています。

使い勝手に優れたMarshall JCM900

Marshall JCM900は、90年代の初めに発売されました。

80年代後半になりメタル系のバンドが台頭するにつれて、ギタリスト達はJCM800よりももっと歪んだ音が出したいと考え始めました。

このMarshall JCM900の登場によりギタリストが求めていたさらに深いサウンド、追求してきたドライブが効いたサウンドを再現できるようになりました。

JCM900は大きく分けて2つのモデルがあります。High Gain Dual Reverb(2チャンネル)とHigh Gain Master Volume(1チャンネル)のモデルです。

High Gain Dual Reverbモデルはその名の通り、フットスイッチで切り替え可能な二つのゲインと二つのマスターを持つモデルで、それぞれにリヴァーブも設定できます。

つまり、クリーンでのアルペジオプレイからドライブチャンネルでの歪んだ音でコードをかき鳴らし、ここぞというところでリヴァーブをかけて音間を演出するといったような使い方ができます。

使い勝手に優れ、業務用などで最も導入されたのがこのモデル。練習スタジオなどで見かけるJCM900はだいたいこのモデルです。

JCM800のロックなサウンドを継承しつつゲインを上げたアンプ、と言えるでしょう。

より重厚なサウンド!Marshall JCM2000

JCM2000はマーシャル従来のダイオードクリッピングによる歪み回路をなくして全て真空管での構成にすることによって、より重厚でウォームな音を得られるようになりました。

クラシックゲイン、ウルトラゲインと二つに分かれたチャンネルはフットスイッチによって足元での切り替えができ、さらにクラシックゲインからクリーン/クランチ、ウルトラゲインからはLEAD1/LEAD2 への切り替えができるので音作りの幅も広がり、美しいクリーンモードからビンテージマーシャルのクランチサウンド、分厚いバッキングに最適なLEAD1 やのびやかなサスティンが効きソロにも使えるLEAD2、といったようにより幅広く使えるようになっています。

JCM2000には2チャンネル仕様のDSLと3チャンネル仕様のTSLの2つのタイプがあります。

特徴的なのは音のニュアンスを変えることができるTONESHIFTスイッチとDEEPスイッチ。

TONESHIFTスイッチを押すと中域をカットした”ドンシャリ”なヘヴィメタルサウンドを生み出すことができます。DEEPはローエンドをブーストし、地響きの鳴るような重低音を作り出すことができるのですが、DEEPスイッチは強く効くので注意が必要かもしれません。

リバーブは二つのチャンネル別に設定することができ、フットスイッチによるオン・オフの切り替えも可能なので、使い方によってはユニークな効果が得られますね。

バックパネルにはエフェクトループも搭載されており、プリアンプ回路を通った信号を外部エフェクターにちょうどいいレベルで送ることができ、濁りのないエフェクトを加えることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回ご紹介したMarshallの定番アンプの特徴をまとめると

  • JVM410:4チャンネルで幅広い音作りが可能。Marshall中最もよく歪むアンプ。サイレントレコーディングも可能
  • JCM800:シンプルな1チャンネルでストレートなロックなサウンドが特徴。単体ではあまり歪まない。
  • JCM900:JCM800のサウンドは継承しつつゲインを上げているモデル。
  • JCM2000:これまでのJCMとは違ったウォームで重厚なサウンドが特徴。JVMについで音作りの幅が広い。

となります。

自分がよく行くスタジオやライブハウスのMarshallがどのタイプなのか把握するだけでも音作りの対策がしやすくなります。

ぜひ一度チェックしてみてください。

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