奇人にして変人で天才!!“The Baby S nakes SG”からフロイドローズまで操るフランク・ザッパ

この個性的なギタリスト  フランク・ザッパを「どんなギタリストか?」ひと口に説明するのはなかなかに難しいです。R&Bをベーシックにロックやジャズ、ファンクにクラシックなどを取り入れたそのギタープレイは変幻自在。オーディションで集められるサポートバンドは、ザッパとの共演によりミュージシャンとしてワンランク上のステージに上がる事から“ザッパ・スクール”と称されるなど、掴み所の無い魅力に溢れるギタリストのキャリアや使用するギターをご紹介します。

目次

  • 1940年  ボルティモアに生まれる
  • 1964年  ザ・ソウル・ジャイアンツ〜マザーズ・オブ・インベンション
  • ロック、ジャズ、ファンク、クラシックなどに精通する“ザッパ・スクール”の校長
  • “The  Baby  S  nakes  SGや”EDWやブラッド・ギルスらの愛用するフロイドローズ
  • 東京タワー2階の蠟人形館に展示

1940年 ボルティモアに生まれる

#musician #singer #filmaker Madly creative // #frankzappa

FOREVER YOUNGさん(@forever9298)がシェアした投稿 -

1940年にアメリカの港町であるボルティモアに生まれた超がつくほどの個性派ギタリスト  フランク・ザッパ。12歳でドラムを始めると17歳の時にギターにスイッチし、バンド活動をスタートしました。

地元のクラブで地道な活動していたところ、1959年に映画『Run  Home  Slow』の音楽を担当、早くも18歳から19歳になる頃に映画音楽を手掛けました。

結果として、1963年にレコーディングスタジオを手に入れ、“スタジオZ”と名付け、音楽活動に取り組みます。

1964年 ザ・ソウル・ジャイアンツ〜マザーズ・オブ・インベンション

1964年になると、レイ・コリンズ率いるザ・ソウル・ジャイアンツに加入し、これが彼のキャリアを決定づけます。

バンドは、ほどなくしてマザーズ・オブ・インベンションに改名し、ザッパはリーダーを務めました。活動期間は1969年までの5年間と短いものの『Weasels  Ripped  My  Flesh(いたち野郎)』(1970:リリースは解散後)などの作品を通してハードロックやフュージョン、プログレッシブロックといったありとあらゆる音楽性を表現しています。

ちなみに、バンドの一員だったローウェル・ジョージ(ギター)とロイ・エストラーダは解散後にリトルフィートを結成しました。

ロック、ジャズ、ファンク、クラシックなどに精通する“ザッパ・スクール”の校長

ザッパは、ロックやジャズ、ファンクにクラシックとさまざまな音楽に精通し、自らのギターソロのみで構成したアルバム『SHUT  UP  ’PLAY  YER  GUITAR』(1981)をリリースしても、聴く者をまったく飽きさせないギタープレイを魅せます。

また、マザーズ・オブ・インベンション解散後に、ザッパがソロ活動を行う為のバンドは、その都度コンセプトに合うメンバーがオーディションにより集められ、多くのミュージシャンにとって、この“ザッパ・バンド”でプレイする事がひとつの自慢となりました。

また、ザッパとの共演を経験したミュージシャンが、軒並み腕を上げる事からこのバンドは“ザッパ・スクール”と呼ばれています。

ちなみに、俳優でギタリストの息子 ドゥィージル・ザッパは、父フランクのギタープレイについて「右手はニワトリがエサを持って食べているようで、左手はクモが暴れているみたい」と称しています。この事からもわかる通り音楽性もさる事ながらギターテクニックも非常に高度なものを持っていました。

“The Baby Snakes SGや”EDWやブラッド・ギルスらの愛用するフロイドローズ

1978; Photo rsnowky #rsnowky #frankzappa #zappa #rockphotography #livemusicphoto

rosi.Noさん(@rolf_siegmar_nowky)がシェアした投稿 -

多彩な音楽性をそのギタープレイで体現するフランク・ザッパは、主にギブソンSG“The  Baby  S  nakes  SG ”を愛用していました。

さらに、1980年代になるとエドワード・ヴァン・ヘイレン、スティーヴ・ヴァイ、ブラッド・ギルスが使用して一世を風靡したチューニングシステム“フロイドローズ”も使用を開始するなど、常に新しい可能性を模索していました。

機材に限らず多くのギタリストの音源に耳を傾けているのも特徴で、アラン・ホールズワースやジェフ・ベック、イングウェイ・マルムスティーンなどなどさまざまな世代とジャンルのギタリストを聴いています。

東京タワー2階の蠟人形館に展示

#sign #signage #font #tokyotower #tokyo #japan #フォント #フォント萌え #蝋人形館 #看板

乳 酸菌さん(@new_sang_king)がシェアした投稿 -

フランク・ザッパは日本にも所縁があり、東京タワーの2階にあった蠟人形館には等身大フランク・ザッパの蠟人形が展示されている上、CDや関連書籍なども販売されていたりもしました。

この記事に関連する商品

  • BOSSのエフェクター、HM-3を徹底解説!【HYPER Metal】

    BOSSのエフェクター、HM-3を徹底解説!【HYPER Metal】

    ディストーションエフェクターはメタル系の音楽をやるのであれば、絶対必要になってきますよね。エフェクターには種類がたくさんあり、それぞれ個性的なサウンドキャラクターをもっています。ここでは、そのディストーションエフェクターの中でも名前にインパクトのあるBOSSのHM-3 HYPER Metal(...

  • こだわりのサウンドを提供する恵比寿発のギターブランド!Psychederhythmのおすすめと特徴!

    こだわりのサウンドを提供する恵比寿発のギターブランド!Psychederhythmのおすすめと特徴!

    プロミュージシャン御用達のショップとして音楽業界の各方面から支持を得ている関東のショップ、Psychederhythm。同社にて製作されるオリジナルギターは現役アーティストの高い評価を獲得、抜群の演奏性、従来の常識を覆す個性的且つ実用的なサウンド、個性を求めるすべてのギタリストの方に是非オスス...

  • もはや説明不要!愛と平和の日本語ロックンロールバンド!サンボマスターの必聴5曲!

    もはや説明不要!愛と平和の日本語ロックンロールバンド!サンボマスターの必聴5曲!

    現在の日本語ロックンロールを語る上で、絶対に、絶対に外せないバンドがあります。それこそがサンボマスターです。サンボマスターの楽曲はドラマやCM、アニメなどのタイアップで一度は耳にしたことがあると思います。彼らのタイアップ曲はポップで明るい印象がありますが、圧倒的な熱量とファンキーでソウルフルな...

  • Mr.Bigの超絶技巧派ベーシスト、ビリー・シーンの魅力、使用機材!

    Mr.Bigの超絶技巧派ベーシスト、ビリー・シーンの魅力、使用機材!

    ベーシストであれば、いやバンドを志すものであれば、それが誰かは知らなくとも「ビリー・シーン」という名前を目にしたことは一度や二度ならずあると思います。この記事では、そんな名ベーシスト、ビリー・シーンの活動や使用機材をご紹介していきます!

  • 歴代のミュージシャンを支えたフェルナンデスのストラトタイプ

    歴代のミュージシャンを支えたフェルナンデスのストラトタイプ

    フェルナンデスと言えば、比較的安価なモデルも多く、ギターを始める人の最初の一本として購入する方も多いブランドです。フェルナンデスは自社工場を持っていませんが、その類稀なる開発力を武器に、多くの一流アーティストからも愛用されている一大ブランドです。今回はそんなフェルナンデスのギターの中でも、王道...

おすすめの記事一覧

楽器・機材を探す