起き上がること達磨の如し!ゲスの極み乙女。復活ライブをみた

やつらが帰ってきたぞー!!

ベッキーとの不倫、そしてほのかりんとの飲酒騒動も記憶に新しい中、渦中の男・川谷絵音率いるバンドが帰ってきた…ゲスの極み乙女。だ。ということで、なんやかんやで1年以上も発売延期になり、焦らしに焦らし、5/10にようやくリリースされたアルバム『達磨林檎』の発売記念ライブに足を運んできた。

いざZepp Tokyo

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会場は活動休止前最後のライブの地、Zepp Tokyo 。

会場には平日の昼間から、活動再開を待ちわびていたファンがライブ参加をかけた抽選をするべくCDを買いに集まる。全くここにいる人たちはみんな仕事もせず学校にも行かず平日の昼間から一体何をしているんだろう?みんなニートなのか?日本は本当に大丈夫なのか?というささやかな疑問を抱くが、自分もその一員であることに気づきそっとその疑問を胸にしまう。そうこうしている間に自分の番になり、CDを買ってくじを引くと、なんと当選。やった!!!学校をサボったかいがあったというものだ。

会場にはアルバム名『達磨林檎』にちなんだ林檎みたいな達磨のオブジェ(僅差で達磨寄り)があり、上野動物園のパンダと勝負できるくらいの人気ぶりで囲まれいて、また物販の方も売れ切れ続出の大盛況。
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なんだ、あんなに叩かれてたのにまだまだこんなにファンがいたんじゃないか。「腐ってもゲス」、と言った感じであろうか。字面だけ見ると最悪のくそ野郎みたいになってしまったが。これだけのファンが束になってかかれば、テレビで偉そうに川谷批判をしていたどこかのコメンテーターなどひとひねりにできそうなので、誠に気をつけてもらいたいものである。

復活ライブ、開演!

アルバム発売記念のプレミアムライブらしく、開演前には『達磨林檎』収録曲のMVがスクリーンに大写しされ、フロアのテンションもいい感じに。ライブに行くたびに会場に入ってから開演までが暇すぎて、いつもスマホの充電とのサドンデスマッチになってしまうのだが、これはぼっち参戦のスマホには非常に優しい試みであった。

そして、開演。

ゲス乙女の復活を待ちわびたあまり狂気を感じる人も数人見受けられる中、会場の熱気は最初から最高潮に。やはり、愛と狂気は紙一重である。

ゲスの極み乙女。としては約半年ぶりライブの記念すべき1曲目は、メジャーデビューアルバムのリード曲から”パラレルスペック”

彼らの再出発を象徴するようだ。

そこから”私以外私じゃないの” ”星降る夜に花束を”などライブの定番曲が続く。ついに、ゲスの極み乙女。完全復活!

最初のMC、半年の沈黙を経て一体何を話すのか、さぞかし積もる話でもあるのか、緊張の面持ちで彼らを見守るが、川谷絵音の口から最初に出たのは、「ドラムのほな・いこかと久しぶりにスタジオで会った時に髪型が変わっていた話」である。

夏休み明けの中学生かよ!!

そこから髪型談義は盛り上がり、いつものゆる〜い空気感が漂う。よかった…いつものゲスの極み乙女。だ。

話している時に全然お客さんの方を見ないでメンバーの方ばっかり見る川谷絵音も、気持ち悪めの休日課長も、休日課長に厳しいほな・いこかも、口を開けば「コポゥ!」しか言わないちゃんMARIも、健在だったのだ。なんという安心感。20年間変わらないタケモトピアノのCMに匹敵する安心感だ。

その後も定番曲を挟みつつ『達磨林檎』からは”心地艶やかに” ”某東京” ”シアワセ林檎”を披露。

特に、”某東京”のコーラスワークは鳥肌ものである。ライブで聴くと尚更。ゲス乙女はただ休んでいたわけではないのだ。確かに洗練されたパフォーマンスのもと、帰ってきたのだ。そう、夏休み明け、急にイケメンになって学校に現れたクラスメートのように…

”シアワセ林檎”ではほな・いこかがステージ前方に出て歌う場面で一層盛り上がる。いつも後方のドラムにいてなかなか近くで見ることができないので、ここぞとばかりにステージ中央前へ人が集まり、フロアサイドでは人口密度が下がり大変快適でもある瞬間でもある。というか、そもそも歌ってるいこか様(ほな・いこかの呼称)が可愛い上に、その歌詞が「I love you」ってそりゃファンを殺しにきてるよね?

その後のMCでの「発売記念イベントだけどもう新曲やらないよ」という衝撃のカミングアウトとともに、ライブは後半戦へ。音源をきちんと聴いてからライブに来て欲しいという思いから、純粋に自分たちのやりたい曲でセットリストを組んで出したところ、あっさりOKが出てしまったそう…相変わらず、ノリが軽い。

そんな選ばれし純粋にやりたい曲とは、「そろそろゲスの4箇条が聴きたいんじゃない?」というほな・いこか、いやいこか様というべきか、のフリからの”ホワイトワルツ”

ここからさらにお決まりの休日課長のコールアンドレスポンスから”ドレスを脱げ” 畳み掛けるように”jajaumasan” ”キラーボール”ときて、本編が終了。

後半の容赦ないキラーチューンの応酬とどうしようもない会場の熱量は、ゲス乙女がまだまだ、いや今まで以上にフロアを沸かせるバンドであることを体現していた。

アンコール登場後は、MVでの休日課長のキスシーンが気持ち悪い話でまただらだらとひとしきり盛り上がったところで”ルミリー”へ。毎度、MCの内容と次の曲が1mmも噛み合っていない。こんな儚く美しい曲の前にいい歳したおじさんのキスの話、する?それでいいの?

ラスト2曲は”ユレルカレル” ”crying march"

〈ほら迎えに行くから待ってて /言えなかったな〉

〈走り出したら止まりたくない〉

それぞれの歌詞が、ファンに向けた想い、そして再出発の決意表明のように聴こえてしまったのは気のせいだろうか。思わずすぐ深読みする重い女のようになってしまった。

全曲が終わると、林檎のような達磨のオブジェにみんなで目を入れて、記念撮影へ。休日課長→ほな・いこか→ちゃんMARI→川谷絵音の順で1人ずつ目を入れるが、想定外にというかむしろ予想通りに、ちゃんMARIが台無し(?)にする場面も。

最後はメンバーが達磨と林檎をフロアに投げて終了。と、同時にワンマンツアー「丸三角ゲス」の発表も。本当に、確かな再出発を感じさせるプレミアムライブであった。

ゲスの極み乙女。は文字通り「達磨」のごとく、転んでもタダじゃない起きないバンドだった。

おまけに

会場に届いてるお花にこんなものが…お花の中でも異彩を放っていた。そう言えば昔isaiっていうスマホのCM曲が”アソビ”だったような…聴きたかったなあ。ワンマンツアーに期待。

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ツアー情報

ゲスの極み乙女。全国ワンマンツアー 「丸三角ゲス」決定!

  • 2017.08.01 (火)
    • @渋谷WWW X
    • [ お問い合わせ ] ディスクガレージ : 050-5533-0888
  • 2017.08.03 (木)
    • @札幌ペニーレーン24
    • [ お問い合わせ ] マウントアライブ : 011-623-5555
  • 2017.08.07 (月)
    • @福岡DRUM LOGOS
    • [ お問い合わせ ] BEA : 092-712-4221
  • 2017.08.08 (火)
    • @広島CLUB QUATTRO
    • [ お問い合わせ ] キャンディープロモーション広島 : 082-249-8334
  • 2017.08.15 (火)
    • @新潟LOTS
    • [ お問い合わせ ] FOB新潟 : 025-229-5000
  • 2017.08.16 (水)
    • @仙台Rensa
    • [ お問い合わせ ] GIP : 022-222-9999
  • 2017.08.28 (月)
    • @大阪BIGCAT
    • [ お問い合わせ ] キョードーインフォメーション : 0570-200-888
  • 2017.08.29 (火)
    • @名古屋DIAMOND HALL
    • [ お問い合わせ ] サンデーフォークプロモーション : 052-320-9100
    • 時間 各公演ともにOPEN 18:00 / START 19:00
    • チケット料金:オールスタンディング
    • ¥4,860 (税込/D代別/整理番号付)
  • 2017.09.03 (日)
    • @日比谷野外大音楽堂
    • [ お問い合わせ ] ディスクガレージ : 050-5533-0888
    • 時間 OPEN 16:00 / START 17:00
    • チケット料金
    • 指定席 ¥5,400 (税込)
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