ボン・ジョヴィのハードでありながらキャッチーなサウンドを支えたリッチー・サンボラ

1970年代に活躍した名だたるギターヒーローに憧れてギターを始めたリッチー・サンボラ。自らとあるバンドのボーカルに惚れ込み、「俺がお前のバンドのボーカルになってやる」と宣言し、オーディションに参加、そうして結成したバンドがボン・ジョヴィ。その後、ハードでありながらもポップロックともいえるサウンドが日本を中心に、高い評価を受けました。今回は、そんな“ボン・ジョヴィ・サウンド”の根幹を築いたギタリスト リッチー・サンボラの魅力に迫ります。

目次

  • アルバム名にもなるニュージャージー出身
  • 1983年  ボン・ジョヴィ結成
  • 日本で火がつくハードなポップロックサウンドを築いたリッチー・サンボラ
  • ロッド・ショーファー(レス・ポールタイプ)

アルバム名にもなるニュージャージー出身

Epic. Glastonbury. With Dolly Parton.

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ボン・ジョヴィを支えるギタリスト  リッチー・サンボラは、4thアルバム『NEW  JERSEY』のタイトルにある通りのアメリカ ニュージャージー出身です。家族揃って音楽好きであったサンボラは、幼少の砌よりピアノをはじめとして、アコーディオンやサックス、トランペットなどを演奏しました。

そして、転機が訪れたのは14歳を迎えた時です。時代は1970年代初頭、数多くのギターヒーローが活躍した時代でした。サンボラはレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジやディープ・パープルのリッチー・ブラックモア、さらにはジミ・ヘンドリックスや“ギターの神様”ことエリック・クラプトンらに夢中になりギターを始めました。

1983年 ボン・ジョヴィ結成

14歳でギターを始めたサンボラは、大学に進学し音楽を学びながらスタジオミュージシャンやレッスンの仕事をしてギターの腕を磨きます。

偶然、観に行ったジョン・ボンジョヴィ・アンド・ザ・ワイルド・ワンズのライブで、ボーカルのジョン・ボンジョヴィのセンスに惚れ込み、初対面ながらで「俺がお前のバンドのギタリストになってやる」と声を掛け、バンドのオーディションを受けます。結果としてバンドの一員となり、1983年にボン・ジョヴィを結成し、翌年バンド名を冠したファーストアルバム『BON  JOVI』(1984)でデビューを果たします。

すると、母国アメリカより先に日本で火がついて以降も、『NEW  JERSEY』(1988)や『KEEP  THE  FATH』(1992)などのヒットをとばし、世界中で愛されるロックバンドとなります。

また、サンボラ自身もソロアルバム『STRANGER  IN  THIS  TOWN』(1991)をリリースし、好評を博しました。

日本で火がつくハードなポップロックサウンドを築いたリッチー・サンボラ

Love it ? #richiesambora

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ボン・ジョヴィはアメリカより先に日本で人気に火がついたいわゆる“逆輸入バンド”でしたが、その人気の秘訣はサンボラが中心に手掛けたハードでありながらもキャッチーなサウンドと言えます。

ボン・ジョヴィが世界中でブレイクを果たすきっかけとなったアルバム『SLIPPER  WHEN  WET』(1986)でも、サンボラは12弦ギターやピーター・フランプトンが使用した事で知られるトーキング・モジュレーターを使用するなど、ありとあらゆる方法で、ロックの持つハードな面とポップな面を両立させる事に成功しました。

ボン・ジョヴィの世界中で愛されるサウンドの原点を構築したのは、リッチー・サンボラのギタープレイと言えます。

ロッド・ショーファー(レス・ポールタイプ)

GuitarKing kesukaan #RichieSambora❤

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ボン・ジョヴィのハードなポップロックサウンドを支えたリッチー・サンボラは、ロッド・ショーファーのレス・ポールタイプやクレイマーのシグニチャーモデルなどを使用します。また、いずれも3ハムを搭載です。

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