究極の1本!!マーティンのD45の特徴と代表モデル

アコースティックギター(以下アコギ)の中で、究極の1本は何か…時にそんなテーマでアコギを探す時はありませんか。そして、何本かのアコギが候補に出てきますが、結局結論は出てこないと思います。そう、どのアコギも全ていいからです。しかし、そんな結論のない問いの答えを導きだそうと1人で、またはアコギ好きの仲間と意見を交わすのは非常に至福の時間です。

そんな中で、おそらく候補の1本の中に上がってくるのは今回紹介するマーティンD45だと思います。マーティンギターの最高峰。今回はそんなD45の特徴と代表モデルを紹介していきたいと思います。

目次

  • マーティン最高峰のD45
  • D45の歴史
  • マーティンD45の代表モデル
  • D45のサウンド
  • マーティンD45の代表モデル
    • D45
    • D45V
    • D45E RETRO
  • D-45は究極の一本となり得るか

Rainy day pickin' on the '76. The guy I'm named after was awarded the Nobel prize this week, so I figure it's a good time to brush up on some of his tunes. Man, I love this guitar. About a dozen years ago when I was still living in Oklahoma, the Nashville cats who were set to produce my old band's second record urged us to get quality acoustics for songwriting. Took me long enough, but I finally found the one that I hope will be my lifelong companion. I've had it for a bit now, but I feel it calling to me when I'm sitting around the house, and it sings like an angel that's been around the block. Every player wants their version of Willie's guitar, their very own "Trigger". This is mine. I hope that some day both Willie and Bob will scratch their names onto it. #martind45 #brothersnyc

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マーティン最高峰のD45

マーティンギターの品番の頭のアルファベットがサイズを表し、後の数字がデザイン/使用材料を表します。45という番号は最高の材料と技術を使って作ったという証です。D45は、全ての面で最高の材料と技術で作られるマーティン最高峰のモデルです。

ドレッドノートスタイルで、トップはシトカスプルース、サイドとバックにイーストインディアンローズウッド、ブレーシングはスキャロッドブレーシングです。

デザイン面も、インレイなどの豪華にあしらわれ、至極の1本です。

D45の歴史

D45は1933年にジーン・オートリーというカントリーシンガーのオーダーから始まったと言われております。彼のオーダーによって今のD45の原型が形づくられました。

1933年~42年の間に総数91本のD45が製作されました。この間に製作されたモデルが「オリジナル D45」と呼ばれております。

その後、第二次世界大戦で生産は中断されます。そして、1968年に生産が再開されます。その2年の68、69年のD45にはブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)が使用されています。69年にワシントン条約でハラカンダの輸出が禁止になるので、この2年間に製作されたD45はかなりの高額品となっております。そして、現在では様々なD45が生み出されております。

D45のサウンド

マーティンのD45は確実にマーティン最高峰のアコギです。そのサウンドはキラキラとか甘さを感じます。要するに高音の伸び、きらびやかさが特徴です。

ここ関しては正直好き嫌いが分かれる部分ではあると思います。究極であるが万能か…というのは難しいところです。ぜひ、そのサウンドを実際に聞いてみて欲しいと思います。

マーティンD45の代表モデル

  • D45
  • D45V
  • D45E RETRO

D45

先ほども紹介したようにマーティンのアコギの最高峰のモデルです。トップにシトカスプルース、サイドとバックにイーストインディアンローズウッドを使用し、ブレーシングにはスキャロッドブレーシングを採用しています。

バランスのとれたサウンドにキラキラとした高音域を奏でる現在のマーティンのアコギの全てが詰まった至極の1本と言えるアコギです。

D45V

オリジナルD45と呼ばれる1933年にカントリーミュージシャンのジーン・オートリーの特別注文に始まり、1942年の戦争物資制限による材料不足で製造中止となった9年間に作られた91本を復刻したモデルです。

現在のD45とはデザインやネックシェイプなどが違い、初期のD45を感じ取ることができます。

D45E RETRO

マーティン社CEOクリス・マーティン4世のアイデアで開発されたマイクパフォーマンスを追求したレトロ・シリーズのD45です。そのレトロ・シリーズの最高峰がこのD-45Eです。

D45は生音のキラキラ感があるので、D45でマイクパフォーマンスしたい方には絶好のシリーズです。

D-45は究極の一本となり得るか?

紹介した通り、マーティンのD45はマーティン最高峰のアコギです。そこに疑いの余地はありません。しかし、それが急遽の1本になりのか…というのは難しいと言わざる言えません。

しかし、だからこそ、アコギは面白いのです。辿ってきた音楽の道筋、好み、本人の感性、それらとマッチすることによってアコギは最大の力を発揮します。

マーティン最高峰のD45ではなく、なぜ、D28がマーティンのフラグシップになっているのか…それはバランス感、万能性にあり、最高峰であるD45は高価すぎるという価格面もありますが、ユーザーの感性により働きかける個体なのだと思います。

もしかしたら、D45があなたにとっての究極の1本かもしれません。ぜひ、あなたの感性と共鳴する1本を探してみてください。

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