電子ドラムの選び方と、DTMとの連携とその特徴を紹介!

電子ドラムはまだまだメーカーも少なく、購入する際も、お店で体験できるのは、せいぜい2機種程度で、基本はカタログや、インターネットで、商品情報を比べて決定する方がほとんどだと思います。今回は、電子ドラムの選択に際してポイントとなる機能や特徴などについて、解説したいと思います。

目次

  • 余裕を持ったサイズ選定
  • 移動性を考慮すると選択肢は少なくなる
  • 電子ドラムといえども、騒音はでます
  • リムショットの必要性と表現力
  • MIDIによるDTMとの連携
  • まとめ

余裕を持ったサイズ選定

電子ドラムも、結構スペースを取ります。通常の電子ドラムの専用マットが130x140cm(ドラム用の椅子は大抵はみ出します)ですから、畳1畳分は占めてしまいます。

机や棚を置いている部屋であれば、電子ドラムを置いた段階で、空間スペースはかなり、厳しい状況になります。

サイズ的にはローランドのV-Drums kitがコンパクトで一歩リードしています。一つ難点といえば、コンパクトにしたが故に、バスタムが、スネアの位置より前にあることでしょう。

それと、ヘッドホンで聴くのであれば、問題ありませんが、スピーカーをセッティングするとなれば、そのスペースも考える必要があります。

移動性を考慮すると選択肢は少なくなる

通常のアコースティック・ドラムを移動するには、重さ、大きさの点で、大変苦労しますが、電子ドラムも移動には大変苦労します。

特に、分解、組み立ての作業は、アコースティック・ドラムよりもはるかに手間がかかりますので、基本は固定で使われることを、オススメです。

どうしても、移動させたいのであれば、ローランドのV-Drumコンパクト のような電子ドラムを利用するか、セッティングに十分余裕を持つことしかありません。

電子ドラムといえども、騒音はでます

電子ドラムを買う、最も大きな動機は、アコースティック・ドラムでは、音がうるさいということだと思います。電子ドラムも、叩いている本人にはあまり感じませんが、周りにとっては、パッドをスティックで叩く音や、ペダルを踏む音が、結構気になるものです。

パッドはできれば、メッシュパッドがオススメです。ヤマハのDTXシステムは、「テクスチャード・セルラー・シリコンヘッド」をスネアに使用し、打感と静粛性を改善しています。

ローランドでは、グレードが高くなるにつれ、メッシュパッドを多く採用しています。

リムショットの必要性と表現力

スネアでは、リムショットができるか、できないかもチェックした方が良いと思います。高級機になればなるほど、スネア、シンバルやタムタムの表現力が豊かになります。

フットペダルは実際にパッドを叩くものと、電子的なスイッチングによる制御と2種類ありますが、高級機はパッドを実際に叩くものが採用されています。

いずれにしても、電子ドラムは全身を使った楽器なので、打音や振動は出ますので、吸収のためと、フットペダルの固定のためにも、マットを必ず利用することをお勧めします。

それと、電子楽器の特徴ですが、どうしても少し、音の出が遅れる傾向にあります。耳の良いバンドマンは結構きにすることも多いので、少し早めに叩くのも電子ドラムの活かし方かもしれません。

ここまでは、電子ドラム自体の演奏のやり易さや、機能を中心に見てきました。ローランドとヤマハの電子ドラムはさすがに、長年の歴史を持っていますので、基本性能は、どちらを選んでも、そんなに心配することはありません。

あとは、好き嫌いの領域になると思います。できれば、両社の電子ドラムを展示している楽器店などで、確認していただくのが、ベストだと思います。

MIDIによるDTMとの連携

ここからは、DTMとの連携を進めたい方へのお薦めです。具体的には、ドラム音源がmidi端子を持っていることが条件になります。

特に3万円以下の低価格で電子ドラムを購入する方には気をつけて頂きたいのは、低価格の電子ドラムにはmidi端子を持たないものがあるということです。midi端子を持たないと、DTMとの連携が不可能になります。

DAWなどで一番難しいのがギターの打ち込みと、ドラムのグルーブ感です。ドラムについては、Logic Pro XなどではDrummerといったAI的なソフトも開発されていますが、どちらかといえば、綺麗にまとめられていて、ダイナミック感やグルーブ感にはどうしても不満がでてきます。

実際にスタジオでドラムを叩いて、入力することもできますが、通常ベストなセッティングはマイクが6~8本程必要なことと、修正が難しいので、一発勝負になってしまします。

その点、電子ドラムを活用して、midi情報で演奏データを取り込めば、自由な修正が可能になるので、DTMをやられる方や、今後のことを考えると是非、midi端子付きの電子ドラムを選択することをお勧めします。

まとめ

電子ドラムは、DTMと親和性の高い楽器です。これから、DTMをはじめる方で、スペースにもお金にも余裕のある方は是非、電子ドラムの導入を検討してください。DTMの可能性が拡がるでしょう。

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