フェンダー エクスクルーシブ プレシジョンベースの魅力

フェンダーのジャズベースと並んで人気のプレシジョンベースの歴史はジャズベースよりも古くなります。元祖フェンダーベースと言っても過言ではないこのモデルは非常にパワフルなサウンドからROCKミュージシャンを中心に愛されて来ました。

この記事ではそんなプレシジョンベースの魅力とオススメモデルをお伝えします。

目次

  • フェンダージャパンとは
  • 年式による仕様の違い
  • ジャズベースとプレシジョンベースの違い
    • ジャズベースの特徴
    • プレシジョンベースの特徴
  • オススメのプレシジョンベース
    • Fender Japan Exclusive Classic 50s Precision Bass
    • FenderJapan Exclusive Classic 60s Precision Bass

フェンダージャパンとは

フェンダー・ジャパンはその名前の通り、フェンダー社の正式なライセンスを受けている日本のギターブランドです。1970年代以降、日本には大手ギターブランドであるフェンダーのコピー商品が多く出回っており、そこでフェンダー自身が日本で安価なギターを販売するため、子会社としてフェンダー・ジャパンを設立。コピー版を一掃する目的と、フェンダーの廉価版シリーズを普及させるのが目的でした。その後、一時は不人気から姿を消しますが、フェンダーの代理店だった神田商会が新たにコピーライセンスを取得、フェンダー・ジャパンを自社のプライベートブランドとして再興させました。

残念ながら2015年3月20日を以って フェンダー ジャパンブランドは終了となりましたが、本家フェンダー社の意向により、日本向けフェンダーの発売に向け、現在の「フェンダー ジャパン エクスクルーシブ シリーズ」になっています。

年式による仕様の違い

フェンダーの楽器にはモデル名の後ろに数字表記で「50s,60s」など、どの年代の特徴を再現しているかを表しています。これは、各年代で仕様している木材などに非常に特徴があるため使われている表現方法です。この年式の違いを知っておくと、ある程度その楽器の特徴が見えてくるので、是非覚えて見てください。

しかし、各年代再現による違いが出るモデルはある程度の価格帯の楽器からになってしまう為、ボディと指板の木材の違いだけご説明させていただきます。

1950年代再現

メイプル指板 バスorアルダーボディ

1960年代再現

ローズ指板、バスorアルダーボディ

1970年代再現

メイプル指板、アッシュボディ

見た目や音にも非常に影響しますが、どの年代が好きかは完全な好みになって来ますので、もし可能ならば2つ、もしくは3つを同じ場所で弾き比べるとわかり易いと思います。

ジャズベースとプレシジョンベースの違い

ジャズベースとプレシジョンベースはどちらも非常にスタンダードなモデルとしてあげられる事が多い機種です。では、この2つのベースの主な特徴をご説明します。

ジャズベースの特徴

ジャズベースの一番の特徴は、ピックアップがフロント(ネック側)とリア(ブリッジ側)に2機搭載されている点です。シングルコイル(スプリットコイル)・ピックアップ2機搭載という全く新しい概念を採用し、フロント側とリア側のピックアップ同士が起動する事でプレシジョンベースで悩みの種だったノイズを発生させないという、当時としては画期的なサウンドを得ることができたのです。また各々のピックアップの音量、トーンを独自に調整する事でサウンド作りの幅が大幅に広がりました。

そしてもう一つの大きな特徴は、プレイアビリティ向上の為、細いネック幅が採用された事にあります。これにより、よりスムーズに多彩なフレーズを演奏する事が可能となり、ベースという楽器が「ギターの低音部分を支える」という役割から「楽曲の低音部分を彩る」という役割へと進化していく事となるのです。

プレシジョンベースの特徴

プレシジョンベースは1951年、アンプで音を増幅することによって大きなステージでの演奏を目的として誕生しました。エレキベースが誕生する以前、ジャズなどのジャンルで低域を担当していたのはコントラバスでした。ボディサイズも非常に大きく、長いスケールにフレットレス指板であったことから、非常に高い演奏技術が要求されました。それに対して、プレシジョンベースでは音をアンプによって増幅するのでボディサイズを大きくする必要はありません。これによってコントラバスにはないプレイアビリティの高さを実現しているのです。

さらに短いスケールの指板にギターと同じように金属製のフレットを打ち込むことによって、誰でも簡単に正確な音程での演奏が可能となりました。これがプレシジョン(正確な)ベースという名前の由来になったと言われています。もし、レオフェンダーがプレシジョンベースをこの仕様にしなければ、今でもエレキベースは非常に高い演奏技術が必要な特殊な楽器となっていたかもしれません。

オススメのプレシジョンベース

Fender Japan Exclusive Classic 50s P Bass

プレシジョンベースの魅力を余すところなく再現した、'57バージョンで、バスウッド・ボディを採用し、高めの出力で幅広いジャンルに対応するオリジナル・ピックアップを搭載しています。メイプル指板によるキレがあり、引き締まった低音が魅力です。

主な仕様

  • ボディ:Alder
  • ネック:Maple(ネックシェイプ:Slim "C")
  • 指板:Maple(約184R)
  • フレット:20フレット(フレットタイプ:Vintage-Style)
  • スケール:約864mm
  • ナット幅:約42mm
  • ペグ:GOTOH製Cast/Sealed
  • ブリッジ:4-Saddle Vintage-Style
  • コントロール部:Master Volume・Master Tone
  • カラー:2-Color Sunburst(2CS/2カラーサンバースト)
  • 塗装:Polyester
  • ケース:ソフトケース

FenderJapan Exclusive Classic 60s Precision Bass

ボディには軽量で鳴りの良いバスウッドを採用し、ローズウッド指板が太く甘いトーンを作り出します。ピックアップは、ワイドレンジで幅広いジャンルに対応するオリジナル・ピックアップを搭載しています。

主な仕様

  • ボディ:Basswood
  • ネック:Maple(ネックシェイプ:Slim "C")
  • 指板:Rosewood(約184R)
  • フレット:20フレット(フレットタイプ:Vintage-Style)
  • スケール:約864mm
  • ナット幅:約42mm
  • ペグ:GOTOH製Cast/Sealed
  • ブリッジ:4-Saddle Vintage-Style
  • ピックアップ:Vintage-Style Split Single-Coil Precision Bass
  • コントロール部:Master Volume・Master Tone
  • カラー:3-Color Sunburst(3CS/3カラーサンバースト)
  • 塗装:Polyester
  • ケース:ソフトケース

あとがき

フェンダージャパン エクスクルーシブシリーズのプレシジョンベース、いかがだったでしょうか?そのパワフルさとオールマイティーなプレイスタイルは非常に今の音楽シーンにぴったりの仕様です。

カラーバリエーションも非常に豊富ですので、是非、ご自身の好きな1本を探して見てください。

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