祝!ポルカドットスティングレイが2017冬メジャーデビュー!これまでの軌跡とSNSの反応

期待のニューカマー。インディーズシーンを席捲。若手最有力候補。若いながらも実力のあるバンドを讃える言葉はいくつもある。でも、そのどれもが使い古されていて、いったいいくつ「最有力」候補があるんだよ、と感じることがある。

でも、ひとつだけ言いたい。ポルカドットスティングレイは、本物だ。

これで売れなきゃ嘘だろうと思わしめる、そんな強い強い魅力を秘めたポルカドットスティングレイがついに、ユニバーサルシグマからメジャーデビューする。そんなポルカドットスティングレイのこれまでの軌跡と、SNSの反応を追ってみた。

目次

  • 福岡発の超常ロックバンド、ポルカドットスティングレイ
  • 才能に震える、これまでの作品群
  • 2017冬、ついにメジャーデビュー決定!
  • メジャーデビュー決定、その時SNSでは

福岡発の超常ロックバンド、ポルカドットスティングレイとは

▲ポルカドットスティングレイ。左から、エジマハルシ(gt.)、雫(vo.gt.)ミツヤスカズマ(dr.)、ウエムラユウキ(ba.)。画像は公式HPより引用


福岡を拠点に、2015年から本格的に活動。決してキャリアが長いわけではないが、2016年3月に発表されたヒットナンバー「テレキャスター・ストライプ」のMVはyoutubeですでに600万再生を数える(2017年7月時点)など、熱烈な支持を得ているのがポルカドットスティングレイだ。

本格活動開始からわずか2年でのメジャーデビューだが、決して「早すぎる」デビューではない。2016年11月タワーレコード限定リリースの「骨抜きE.P.」はタワレコ全店総合チャートで最高週間2位を獲得、2017年4月にリリースされた待望のミニアルバム「大正義」はオリコン最高7位、iTunes総合リアルタイムチャート最高3位を獲得と、すでに十分な人気ぶりを見せつけているのだ。

また、vo.gt.を務める雫は、会社勤めをしてゲームの開発に携わっていたことでも知られる(現在は退社)ほか、CDジャケットや公式グッズのデザイン、MVの監督も手掛け、マルチな才能を発揮している。

個人的には、雫の愛猫ビビもポルカドットスティングレイのメンバーに数えてもよいのでは…と思っている。というのも、公式キャラクターとしてビビが採用されており、公式グッズのあちこちにビビの姿が。また、インディーズレーベルの名前も「半泣きビビレコーズ」で、LINE@のアカウントアイコンやAIもビビ。名実ともにポルカドットスティングレイのアイコンキャラクターとして活躍しているのだ。

▲黒猫のビビ。というかビッビ。くそかわゆい

才能に震える、これまでの作品群

鮮烈すぎる1st シングル「極彩」

ポルカドットスティングレイが初めて音源をリリースしたのは2015年。「極彩」というタイトルのシングル(現在は廃盤、オンラインで配信中)だった。

シングル3曲目に収録されている「夜明けのオレンジ」はMVが制作され、youtube上の公式チャンネルで公開されている。

この曲の個人的な第一印象は、

ギター!とにかくギター!オープニングからいきなりやられるのだ。右チャンネルからリフが突き刺さってくる。ポルカのウリのひとつに間違いなくギターのメロディワークが挙げられる。「超常ギターロックバンド」を自称するあたり、自ら進んでギターサウンドをウリにしているわけだけれど、その名に恥じない楽曲を1stシングルからしっかりと見せつけてきた。

ポルカの代表的キラーチューン「テレキャスター・ストライプ」

3連符。少しだけ意外性を持たせたオープニング。

つかみからバッチリだ。
そして畳みかけるように、gt.エジマハルシがメロディを鳴らす。曲中で何度もリピートされるこのキラーフレーズ、おしゃれな上に中毒性がとんでもなく高い。その裏ではウエムラユウキが相当うねるベースラインを鳴らしている。

要するに、イントロから全体としてすごくキャッチーでかっこいい。これだけサウンドがかっこよくてもなお雫のボーカルが存在感を放っているのは、どこかスモーキーな彼女の歌声のおかげかもしれない。
ハスキーというほどでもない。でも、何となく、隠し味程度に影を感じるような歌声。ただその隠し味が、とんでもないパンチ力を秘めている。そんな感じ。

もちろんサビのメロディラインもキャッチー、繰り返す「嗚呼、テレキャスター・ストライプ」というフレーズが曲の中毒性を高めている。最近はこういう、中毒性ある系の歌が売れる傾向にあるけれど、この曲もそのエッセンスを完璧に押さえている。売れるべくして売れたキラーチューンだと、個人的には思っている。

テレキャスター・ストライプはMVも秀逸だ。曲中では、(1)黒パンツ+白シャツ、(2)浴衣、(3)雫バニーコス+男3人黒シャツ、(4)Tシャツ、(5)花柄シャツ、と5種類の衣装が登場して、見ている人を飽きさせない。曲の進行に合わせて衣装も変わる演出が印象的だが、最大の見どころは何といっても2:09、雫の猫ポーズ。かわいいっす。

待望の全国流通盤!「骨抜きE.P.」

オンラインで先行配信されていた「テレキャスター・ストライプ」も収録した、自身初の全国流通盤がこの「骨抜きE.P.」だ。

すでに配信されていた「テレキャスター・ストライプ」を含む4曲入りのEP盤で、捨て曲は一切ない。どの曲もギターが踊り、ベースがうねり、雫の歌声が妖しい輝きを放っている。それでも、どの曲も聴いていて安心感があるのはミツヤスカズマの安定したドラムプレイゆえではないかと思える。

「骨抜きE.P.」はポルカドットスティングレイ初の全国流通盤で、全国のタワーレコードで発売された。タワーレコード全国総合チャートで週間2位を記録するヒットを飛ばしたが、この時の1位はあの大人気バンド[Alexandros]。

ドロスに並ぶか、ポルカよ。すでにその人気、本物。

待望の1st ミニアルバム「大正義」

「骨抜きE.P.」のリリースで話題を作ったポルカドットスティングレイが満を持して2017年4月にリリースしたのが、ミニアルバム「大正義」だ。

これまでのポルカドットスティングレイの魅力が詰まっているのはもちろんのこと、

新しい側面もしっかりと見せてくれる。
畳みかけるような高速のロック「シンクロニシカ」(この楽曲はMVがyoutubeで公開中)、叫びにも似た鬼気迫る雫の歌唱が聴ける「ベニクラゲ」なんかは、今までと違ったポルカドットスティングレイの顔と言えるだろう。

一方で、「エレクトリック・パブリック」「本日未明」はこれまでのポルカドットスティングレイらしさの光る、キャッチーなロックナンバーだ。

2017冬、ついにメジャーデビュー決定!

これまでのポルカドットスティングレイの活動を振り返ると、

計算高いな…という印象は否めない。
youtubeで公開されているMVのサムネイルもそうだ。こんなんクリックしてまうやろ、というレベルのものばかりだ。まだまだ新規のリスナーを取り込もうという前向きな姿勢を感じる。

ミニアルバム「大正義」の楽曲構成も、これまでに発揮してきた「自分たちらしさ」を確保する一方で、新しい挑戦も欠かさない。愛猫ビビをアイコンにして、多彩なグッズも展開している。

そんな風に、実力と戦略を兼ね備えていたことも、今回のメジャーデビュー決定のひとつの要因なのだろう、という気がする。

2017年7月13日、東京キネマ倶楽部でのライブで突如メジャーデビューを発表。その直後、公式Twitter上でも情報をリリース。

雫の公式Twitterでは「何か起こります」という告知がされていたものの、デビューの発表後、Twitterはファンからの驚きと祝福の声であふれた。
▲#ポルカめでたいのね という、専用のハッシュタグを用意するあたり、本当に抜かりない。ポルカドットスティングレイはSNS使いが本当に上手だ。

メジャーデビュー決定、その時SNSでは

溢れ出す祝福の声!

ファンからの祝福のこえがどしどし寄せられた結果、

公式アカウントのデビュー発表ツイートはTwTimezリツイート勢い順1位、雫公式アカウントのデビュー発表ツイートがリツイート勢い順4位という結果に。

爆発的な勢いで拡散したポルカドットスティングレイのメジャーデビュー発表。これだけでもどれだけファンからの熱い支持を得ているかがわかるし、熱心なファンをたくさん抱えているということは、それだけ魅力的なバンド活動を行っていることの裏返しとも言える。

冬にメジャーデビュー、ということは、冬にメジャー1st音源を発表する、ということとイコールなわけで。
嫌が応にも、冬にリリースされる音源には期待が高まる。きっとポルカらしさがぎゅっと詰まった、ヘビロテ確定の楽曲を届けてくれるはず。そして、これまで通り完成度の高いMVでも楽しませてくれるはず。

…と、ここまで、ポルカドットスティングレイのメジャーデビュー発表を機にこれまでの活動・音源を振り返ってみたわけですが。

その結果、ただ単純にこれからのポルカの活動に高い期待を寄せるだけという結果になりました。

冬が待ちきれないので、「大正義」をヘビロテして待とうと思う。
《 naotaro 》
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