【アニソン】アニメOP・EDの短いverの曲もいいけど、フルで聞いてみて欲しい曲がある!

「アニメのOP曲1分30秒ほどを聴いている分には良いのに・・・」

良い曲だと思ってCDを買ったりダウンロードしたりして実際のフル曲を聴いていると、やたら退屈に感じる時、ありませんか?

「歌詞パートが終わって40秒くらいただ尻切れ気味に低くなっていくだけの箇所がある」

「この2番はいらなくない?その後もその場しのぎのラップが入ってくるしがっかり」

だとか。しかし逆に、一番だけを聴いた時に好印象を持てなかった曲が、フル曲を聴いてみると意外と好きになった、ということももちろんあるでしょう。

私の場合最近の曲では、アニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」OP、『Blow out』(vo:鈴木このみ)がこれに当てはまります。

この曲自体は、基本激しい曲調のままで何度も同じ歌詞が出てきたりしますが、同時に、惹き込まれる独特のリズムを持っています。

上記の独特のリズムと、歌手の鈴木このみさんの特徴でもある、雄叫びのように荒々しくも美しい歌声が融合。尻上がりにどんどんテンションの上がり、何度も聴くことでむしろ味わいが強くなる、そんなフル曲になっています。

ここではそんな「フル曲こそ聴いて欲しい!」なアニソンを紹介していきます。

目次

  • 『海色』
  • 『螺旋、或いは聖なる欲望』
  • 『折れないハート』
  • 『青空のラプソディ』
  • 『BLACK SHOUT』
  • まとめ

アニメ「艦これ」OP、『海色』(AKINO from bless4)

この曲は他のほとんどのフル曲に比べて、間奏はほぼ無し、歌いっぱなしです。そしてテンポが早めで、その上ちょくちょく英文を挟みます。

カラオケなどでいきなり歌おうとすると疲労的にも発音的にも大変な事になる一曲です。

セリフなどを挟まずにフル曲で間奏のスペースがほぼ無いというのは、少なくともアニソン枠では珍しいです。

その分というか、同じ言葉を幾度も使う歌詞にはなっています。しかし、これは曲の終盤に疲労・消耗を思わせる演出がされている為、むしろ「絶対帰還してやるんだ」というテーマを強く共感させてくれます。

アニメ「聖痕のクェイサーⅡ」OP、『螺旋、或いは聖なる欲望』(飛蘭)

当アニメはダークさとエロさが合わさっていた作品でしたが、この曲にも大分その要素が占められています。

私がこの曲を好きな理由としては、暗く退廃的な要素がありつつ、救いというより希望に向かう要素もある、清濁併せ持つ不思議な曲調となっていることが挙げられます。

まず歌詞の解釈が難しく感じます。1番だけでも、ただ聴いただけではほとんど意味が飲み込めないのではないでしょうか?

かくいう私も、実はそこまで詳しい解釈ができるわけではありません。

しかし、言葉選びが大変面白い、ということは肌で感じ取れました。何度も聴いているうちに、このミステリアスさにどっぷり惹かれてしまったのかもしれません。

フルをおすすめする理由もこの点にあります。被る歌詞は少なめで、ミステリアスで艶かしげな曲が続くからです。この機会にどっぷりこの曲に浸かってみるのはいかかですか?

アニメ「遊戯王ゼアルⅡ」OP、『折れないハート』(高取ヒデアキ)

おや、今回も『Ⅱ』のOPですね。

OPムービーでは厚くたぎって仕方がない、前へ前へと邁進する心を表した曲でした。

ただ、2番が始まってすぐに『何度もぶち当たる壁』『涙』『どん底』とネガティブな歌詞と共にメロディーも少し落ちついた印象となるのです。それに呼応するように、当アニメでも騒然とした裏切り劇がありました。タイトルをもじって『折れたハート』になりかねない悲劇の展開でした。

しかし、一度は心が挫けても折れたとしても、自分に残っていたものを再確認し、立ち上がり進む。ただ熱血なだけでは乗り切れなかった、強靭かつ優しい心を持ってこそ前進する展開が双方に待っています。フル曲とアニメの展開がぴったり重なっている、とても良い曲だと思います。

アニメ「小林さんちのメイドラゴン」OP、『青空のラプソディ』(fhána)

歌手本人のキーがとても高めでもあるこの曲、始めからでもなかなか高いのですが・・・。

「サビに入り上昇」→「Cメロでまた上がろうとしている?」→「結局最後が一番高いやんけ!」

フルだとこういった構成となっています。カラオケだと喉がつらくなりそうですね!

歌詞にも「!」マークが数多く見られるこの曲ですが、一応黄昏モードにもなるのです。しかし押し寄せてくるハイテンションが沈んだ気分を押し上げてくれます。連続でフルを2回も聴けば頭はもうハイです。

この曲で耳に残るのが『chu chu yeah!』という歌詞の掛け合いです。Cメロこそ掛け合いいっぱいのパーティータイムとなっておりますので、是非ここで聴いていって欲しいですね。

アニメ「BanG Dream!」<バンドリ!>より、『BLACK SHOUT』(Roselia)

厳密にはアニメから派生したゲームで登場したユニットの曲になります。

つい最近のオリコンでも、当曲のシングルCDが上位にランクインされていたのは記憶に新しいかと思います。

1番だけでもなかなか特徴的な、まさに『黒い叫び』が感じられますが、2番以降は実はもっと『深い黒さ』が感じられる色の歌詞となっているのです。もっと皮肉ります。もっと歪みます。

Bメロでは更に、ユニットのボーカル以外の各キャラクターも歌唱にちょっぴり参戦してくれるのです。既に個人の名義で歌手として活動している「櫻川めぐ」さんや「遠藤ゆりか」さんです。これからの曲にも、掛け合いが期待されます。

まとめ

私は、フル曲ですとテンポが早く無駄が少ない曲が好きな傾向があるようですが、これは正直、人それぞれだとも思います。テンポが遅くとも、繰り返そうとも、ダレない曲だってあります。

今回はアニソンを紹介しましたが、ゲーム曲にもフルでこそさらにパフォーマンスを増すと個人的に思っている曲があります。ソニックヒーローズですとか、PCゲームの主題歌でよく名前を見るアーティスト『Duca』さんの曲ですとか。

アニソンに限らなくとも、CMに採用されている15秒ほどしか流れない曲だって、ほとんどはフル曲として完成しているのです。CM止まり、OPED止まりにならず、興味を持ったらフルまで聴いてみたいものですね。

《 ひがしし 》
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