【値段別!】アコギの選び方とおすすめシリーズ10選

アコースティックギター(以下アコギ)を選ぶ時に皆さんはなにを考えて選ぶでしょうか。どのメーカーのアコギを買うにしろ、想定している予算があるかと思います。

数多くのメーカーのアコギがあり、同じ価格帯・値段にも様々な種類のアコギが販売されている中から、1本を選ぶのはなかなか難しい作業です。

そこで、今回は予算に応じて選びやすいように値段を区切って、おすすめのアコギとその選び方をご紹介させていただきます。

目次

  • 値段毎に何が変わってくるか、選び方
    • サウンドが違う!
    • 木材が違う!
    • ピッチの安定度が違う!
  • 5万円以下で選ぶおすすめアコギ
    • ヤマハのアコギが1強か
    • ヤマハ LL/LS 1桁シリーズ
  • 5~10万円で選ぶおすすめアコギ
    • テイラー GS miniシリーズ
    • ヤマハ LL/LS 2桁シリーズ
    • 中古のアコギ
  • 10~20万円で選ぶおすすめアコギ
    • テイラー 214e
    • マーティン D-16GT
    • ギルド/コールクラーク/シーガル
  • 20万円以下で選ぶおすすめアコギ
    • マーティン
    • ギブソン
  • まとめ
    • 3大メーカーに手を出すのは、20万円を超えてから!!
    • コストパフォーマンスはヤマハ!!

値段毎に何が変わってくるか、選び方

では、アコギには値段別でどんな違いがあるのでしょうか。

サウンドが違う!

まず、わかりやすいのがサウンドの違いです。

弦高の高低やネックの握りやすさやボディのフィット感などは弾いている人との相性の問題なので、値段別で大きく違いが出るものではないかと思います。

例えば、5万のアコギと20万のアコギを弾いてみれば、圧倒的に20万のアコギのサウンドの方が素晴らしいです。

では、20万のアコギの方が弾きやすいか?と言われれば、そこはサイズ感の問題だったりするので、5万のアコギの方が弾きやすかったりします。

下記の動画では、50万円以上するマーティンのアコギと1.5万円程のアコギの弾き比べています。

マーティンのアコギの方が深みのあるサウンドを感じられると思います。

木材が違う!

基本的に木材の良し悪しとその構造がアコギのサウンドの差として現れますが、やはり高い方が良い木材を使用している場合が多いです。ギターでよく使用されているのはマホガニー、ローズウッド、バスウッド、アルダーなどですが、それぞれの材にもグレードなどがありますので一概に高いギターはどの材を使用しているとは言いにくいですが、値段に応じて質が上がっていきます。

先ほどの動画で使われているマーティンのD-42はトップ板にスプルース材、サイドとバック板にローズウッド材が使用されています。もう一方はトップ板にスプルース材、サイドとバック板にマホガニー材が使用されています。

このように、使用されている木材の違いが、結果的にサウンドの違いに影響するのです。

ピッチの安定度が違う!

さらに、高いギターは演奏中のピッチの安定(チューニングのズレ)なども誤差が少ないでしょう。また、圧倒的なサウンドの中に、しっかりとした個性を感じるようになってきます。

シャリシャリした音が鳴るとか、キラキラした音が鳴るとか、低音がガツンと…高音が伸びる…など表現されることが多いです。

やはり値段が下がれば下がるほど、サウンド面でも鳴る、鳴らないだけの表現のアコギが増えてきますし、チューニングがずれやすくなります。

その他にも多くの違いがありますが、今回はこの辺で!

では、価格ごとにオススメのメーカーとオススメのアコギをご紹介していきたいと思います。

5万円以下で選ぶおすすめアコギ

ヤマハのアコギが1強か

5万円以下のアコギを選ぶときは、日本の大手楽器メーカーであるヤマハがオススメです。この価格帯でサウンドにこだわったアコギを求めるのはやはりなかなか難しいです。

ですから、一定のサウンドとピッチの安定感を考えると、ヤマハがオススメです。

ヤマハのアコギの中でも、LLかLSシリーズの1桁A.R.Eモデル(定価6万円)をオススメします。ネットでの販売価格は5万円を切っている事もあるので、非常にオススメです。

ヤマハ LL/LS 1桁シリーズ

LLはヤマハオリジナルのジャンボボディで、LSはスモールボディです。Lとはラグジュアリーの頭文字を取っています。

ボディトップのイングルマンスプルース単板の木材をA.R.E処理というヤマハ独自の木材改質技術によって、新品の状態から弾き込んだような鳴り、大きなサウンドを実現しています。また、このアコギにはピックアップが搭載されていて、エレアコとしても使用が可能です。サウンド、ピッチの安定感、そして、ピックアップの標準装着という部分を考えると、ヤマハのLL6A.R.EとLS6A.R.Eは、5万円以下のアコギでは圧倒的なコストパフォーマンスを実現したアコギだと言えます。

5万円以下のアコギをお探しの方は是非、楽器店で試走した上で、ネットショップで安価な新品のこのアコギを探してみてください。

5~10万円で選ぶおすすめアコギ

正直、この5万円~10万円という価格帯はチョイスの難しさを感じさせる価格帯です。アコギにとって、半端な価格帯と言えます。

サウンドとピッチの安定感という部分で考えても、正直5万円以下との差をさほど感じないアコギが多数あります。そして、20万円以上のアコギとは圧倒的な差があり、この価格帯はアコギの有名メーカーがコストを削減した劣化版を販売している価格帯でもあります。

この価格帯で新品のアコギをオススメするとしたら、テイラーのGS miniとヤマハのLL.LSの2桁シリーズA.R.Eになります。

テイラー GS miniシリーズ

Actually...this is the guitar I play most :D #tyler #tylergsmini #gsmini

Brian Chanさん(@brian_cch)が投稿した写真 -

テイラーのGS miniは通常のアコギよりもサイズが小さいミニギターの部類に入ります。本来ミニギターは持ち運びなどがしやすい分、サウンド面に難がありましたが、このGS mini は圧倒的なサウンドが1つの特徴です。その実力はライブパフォーマンスのメインギターに使っているアーティストもいるほどです。また、サイズが小さいので扱いやすいのもポイントです。またサイドとバックの木材の種類がマホガニー、ローズウッド、コアなどのモデルも販売されている人気モデルです。実売価格で7万円~9万円になります。

ヤマハ LL/LS 2桁シリーズ

ヤマハのLL、LSの2桁シリーズは、先ほど紹介した1桁シリーズの上位モデルです。定価10万円ですので、ネットなどの販売では10万円を切ってきます。これもこの価格代では非常にコストパフォーマンスが高く、15万円以下のギターにも引けをとらないものだと思います。1桁シリーズとの違いはサイドとバッグがローズウッド単板になっているので、その分、サウンドが大きくなり、深みも増してきます。

新品のアコギとしてはこの2つをオススメします。

中古アコギ

そして、もう1つ、この価格帯でアコギを探すなら、中古市場を考えてみてもいいかもしれません。K.YAIRIやHeadway、Ovation、ラリビー、コールクラークなどのギターも10万円切って購入が可能なので、選択の幅が広がってきます。この価格帯を考えた時は、中古市場にも目を向けてみることをオススメします。

10~20万円で選ぶおすすめアコギ

10万円〜20万円のアコギになるとメーカーの特色などが出始めてきます。この価格帯になれば、総合的にパフォーマンスの高いアコギに出会うことができると思います。トップメーカーのアコギにも手を出すことが可能になってきます。オススメするのが、テイラーの214eとマーティンのD-16GTです。

テイラー 214e/マーティン D-16GT

Aussi belle qu'au premier jour ? #taylor #taylorguitars #guitar #music #sun #taylor214e

Térence Marcel D.S. Joisten ✌さん(@terence_joy)が投稿した写真 -

この2つに共通していることが、言い方が悪いですが、最低限のレベルに達しているところです。マーティンもテイラーも今世界の3大メーカーと言われているメーカーです。(ちなみに1つがギブソンです。)ネームバリューのあるメーカーですので、当たり前ですが、人気があります。こちらのメーカーは10万円以下のアコギも制作しておりますが、テイラーのGS miniを除き、劣化版としてコストを抑えて作られているため、アコギ個体のコストパフォーマンスはさほど高いとは正直言えません。このメーカーの10万円以下のアコギを買って得られる大きな部分はそのメーカーを使っている、持っているという満足感で決して、アコギ自体の能力が高いわけではないと感じています。しかし、この2つのアコギはこの3大メーカーのアコギの能力を持った個体と言えるでしょう。どちらも非常にバランスのいいアコギです。サウンドも素晴らしいです。この予算で、マーティン、テイラーのアコギを使いたい!と強く願う人はこちらの2本をオススメします。

テイラーの214eに関してはピックアップもついているの、コストパフォーマンスも抜群です。

ただ、この価格帯になってくると個性を感じるアコギを入手することが可能になってきます。メーカーを3つほど紹介します。

ギルド

ギルドはギター大国アメリカでテイラーが伸びくるまでは3つ目のアコギメーカーと言われていたメーカーです。サイドやバックを合板にすることで重く、分厚いサウンドを特徴としています。

中古であればこの価格帯でD-50などのアコギの購入が可能です。

コールクラーク

コールクラークはオーストラリアのメーカーです。キラキラしたサウンドはコールクラークにしか出せないサウンドです。こちらは新品も何点かこの価格帯で購入可能ですし、中古でも多くが出回っているので探してみる価値があるかと思います。

シーガル

最後がシーガルです。こちらはカナダのメーカーで、カナダの上質な木材を使用したサウンドは圧巻です。鳴るアコギを探している方はシーガルをオススメできると思います。

このように最大手メーカーのアコギ、そして、個性的なアコギにも手を出せるのがこの価格帯になってくると思います。あとは、ユーザーの好みの問題で、色々楽器店を回って試奏してみるといいでしょう。

20万円以上で選ぶおすすめアコギ

ぜひマーティンかギブソンを

この値段までくるとやはり2つのアコギをどうしても手にしたくなります。それがマーティンとギブソンです。そして、マーティンならD-28とギブソンならJ-45の2つがまず基準となっていきます。

正直このどちらかはアマチュアのギタリストにとって1つのゴールと表現してもいいかもしれません。

この2つのメーカー、2つのアコギに関しては多くのプロのアーティストも使用しています。このクラスのアコギを探している方は2つのメーカー、また他のメーカーの同価格帯のアコギにも触れてみることをオススメします。ラリビー、コールクラーク、テイラー、それ以外の上位モデルなど。要するにこのクラスの購入を考えている方は、プロのアーティストと同クラスのアコギを手に入れるということです。20万以上のアコギは明らかにこれまでのアコギとは、サウンド、安定感、バランスが変わってきます。その中で、個性があります。低音の鳴りだとか、中音域の鳴りだとか、高音域の鳴りだとか、サウンドの響き方だとか、ピッチの安定だとか…ですので、このクラスのアコギの購入を考えているユーザーは、1回弾いてみましょう。それは楽器店でも、持っている友人から借りるでも構いません。ただ、このクラスを選ぶにあたり、このクラスはほとんどすべてのアコギが素晴らしいアコギだということを認めなくてはいけません。その中で、選ぶときに、自分とアコギの相性、自分のサウンド、ネック周りの好みなどが選ぶ基準になります。好きな音楽によっても違うでしょう。好きなアーティストが使用しているモデルなどにも惹かれるでしょう。

これ以上、例えば、50万円くらいのアコギだったとしても、この先は、さほどの違いを感じることはないかもしれません。ただ、このクラスを弾いてしまうと、これ以下のアコギのサウンドはだいぶ寂しく感じるかもしれません。予算との相談ですが、購入できるのであれば、思い切ってこのクラスのアコギに手を出してみるべきだと思います。

まとめ

3大メーカーに手を出すのは、20万円を超えてから!!

今回は値段別にオススメのモデルを紹介してきました。20万円代を除けば、ネットで探すことが価格を安く抑えることができますし、さほど個体差もないので、ネットでの購入をオススメします。しかし、どうしても気になる場合、また20万円以上のアコギを購入するときはやはり楽器店での試奏をオススメします。同じアコギでも個体によって差が明らかに出てきます。また、20万円以下のアコギはコストパフォーマンスが高いものオススメしています。この値段にしてはサウンドがいい。ピックアップも付いていてお得だ。などの理由です。

しかし、20万円以上のアコギはプロも使用するモデルが多くあります。マーティン、ギブソン含め、20万円を超えてくると、価格以上の一生モノのサウンドが出せるアコギが多数あります。もし、購入が可能であるのなら、アコギは20万円以上を中心に探すといいかもしれません。アコギは何本も所有すると言うよりは、1本を鳴らし続けることによって、そのアコギが育ち、オリジナルのサウンドを作り出していきます。一生使うものですので、思い切って20万円以上に手を出してみると生涯の1本に出会えるかもしれません。

コストパフォーマンスはヤマハ!!

ただ、初めてアコギを買う方や出来るだけ予算を抑えたい!という方もいらっしゃると思います。

そんな場合はやはり、サウンドと値段のコスパを考えるとヤマハのアコギを選べばハズレないかと思います!

ぜひ参考にしていただければと思います。

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