【完全版】おすすめのフェンダージャパン エレキギター7選!!

今は生産終了となってしまったフェンダージャパンですが、そのブランド力、人気は未だ高く、コストパフォーマンスも決して悪くありません。

現在、フェンダージャパンのエレキギターを入手するには売れ残っている希少な新品を購入するか、中古になってしまいます。

それでもフェンダージャパンのエレキギターが欲しい、という人向けに、初心者向けから中〜上級者まで、それぞれに適したフェンダージャパンのおすすめエレキギターをタイプ別に合計7種類のモデルをご紹介します。

生産終了となってしまったフェンダージャパン

実はフェンダージャパンは2015年の4月から生産が終了しています。

というのも、フェンダージャパンは元々アメリカのフェンダー社が日本の神田商会とライセンス契約を行い、

神田商会が製造・販売・卸売を行っていました。(神田商会はGretch-グレッチ、Greco-グレコ、Musicman-ミュージックマンといったブランドも展開しています)

そのフェンダー社と神田商会のラインセンス契約が2015年3月に終了したのをきっかけとして、「フェンダージャパン」ブランドの生産が終了となりました。

なので、現在フェンダージャパンのエレキギターを新品で購入するのはかなり難しく、中古での購入が主となります。

中古のエレキギターの価格も少しづつ高くなっているので、もしかすると今後更に高くなるかもしれません(といっても、本家Fender USAの中古が大体10万円前後で買えるものもあるので、そこまで高騰する事はないと思います)

現在フェンダー社は日本に「フェンダーミュージック株式会社」という会社を設立し、

Fender Japanの後継としてFender Japan Exclusive(フェンダージャパンエクスクルーシブ)というブランドを設立して製造・販売を行っています。

Fender japan exclusiveのエレキギターに関してはまた別の記事でご紹介します。

本記事では、生産終了となってしまったフェンダージャパンのおすすめエレキギターをシリーズ別にご紹介していきます。

おすすめ ストラトキャスター編

フェンダーと言えばストラトキャスター、ですよね。ストラトタイプのエレキギターが欲しい方には、フェンダージャパンのストラトキャスターがおすすめです。

おすすめ1 . ST-STD【初心者におすすめ】

フェンダージャパン ST-STD
ST-STDモデル(STはストラトキャスター、STDはスタンダードの略です)は、フェンダーが学生にも使ってもらえるように、として作ったエントリーモデルです。

新品価格で6~7万円、中古価格で4~5万円がこのエレキギターの現在の相場となっています。

エントリーモデルとして作られているST-STDですが、後に紹介するシリーズと比較してしまうとスペックは見劣りしてしまいますが、素材も一般的な素材を使っており、ベーシックな型と言えます。(主にはネックの塗装やボディ材が異なり、ペグやブリッジパーツなども違いがあります)

まずはギターを始めたい!という初心者には非常におすすめのエレキギターです。

カラーは3TS(3 Tone Sunburst)、BLK(ブラック)、CAR(Carmel Apple Red)、VWH(Vintage White)といった種類があります。定番色はやはり3TSですが、色はお好みで選んでください。

中古で購入する場合はやはり定番色の3TSがかなり出回っているので、違う色を見つけた際はかなりラッキーかもしれません!

また、ピックアップがハムバッカーを採用しているST-STDモデルはモデル名に「ST-STD 1H」「ST-STD SSH」等と表記されています。1Hはピックアップが1つでハムバッカー、SShはピックアップで3つで、シングルーシングルーハムバッカーという意味です。

ST-STDのスペック・仕様

新品定価 : 6万円~

  • ボディ : バスウッド
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : メープルorローズウッド
  • フレット : 21F 250R
  • ピックアップ : PU-S(JAPAN)×3
  • コントロール&スイッチ : 1ボリューム、2トーン、5スイッチ
  • ブリッジ : DIECAST BLOCK S88
  • カラー : 3TS、BLK、CAR、VWH

おすすめ2. ST62-TX【中級者におすすめ】

フェンダージャパン ST62-TX
フェンダージャパンのストラトキャスターにはST62を始めとするビンテージシリーズが存在します。ビンテージシリーズはST54、ST57、ST58、ST62、ST71、ST72などがあります。

それぞれ19xx年の復刻版として、当時のスペックを再現したモデルです。その中でも1962年の復刻版であるST62は特に人気が高く、おすすめできるモデルです。

ST62の中でも、ピックアップ、ボディ材をアップグレードしたST62-TXが特におすすめです。TXは「テキサススペシャル」の略で、名前の通りテキサススペシャルというピックアップを採用しています。

テキサススペシャルはカスタムショップ製のピックアップとなっており、腰のあるビンテージファットサウンドを再現しています。

ST62-TX以外にもSt62-USというモデルもあり、こちらはフェンダーUSA製のピックアップです。なのでグレードで並び替えると
  1. ST62-TX(新品価格9~10万)
  2. ST62-US(新品価格8万前後)
  3. ST62(新品価格7~8万)

といった順になります。ST62に限らず、TXやUSのピックアップを採用したモデルがありますので、その場合も上記のようなグレード順になります。

また、ST62-US、ST62のボディ材はバスウッドを使用しているのに対して、ST62-TXのボディ材はアルダーを使用しています。一般的に木材はバスウッドよりアルダーの方が良いと言われており、エレキギターで最も重要な中音域に粘りのあるサウンドを生んでくれる材として定評があります。音質も極端な硬さ、柔らかさがある訳ではなくバランスのとれた音が出ると言われています。

TXやUSを見分ける際はモデル名のほかにも、ボディについているロゴシールで判別が可能です。

カラーバリエーションもかなり豊富で、約10種類ほどあります。定番なのは3TS、BLKあたりでしょうか。なかなか中古で出回っていませんがOLB(Old LakePlaced Blue)などは色も鮮やかでかなり人気です。

ST62-TXは中古でもかなり出回りがあります。中古の相場観としては6万前後が一般的です。

ST62-TXのスペック・仕様

  • ボディ : アルダー
  • ネック : メイプル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • フレット : 21フレット、184R
  • 指板 : ローズウッド
  • ピックアップ : テキサススペシャル(USA)×3
  • コントロール&スイッチ・スイッチ : 1ボリューム、2トーン、5スイッチ
  • ブリッジ : DIECAST BLOCK S5D VINTAGE
  • カラー : 3TS、BLK、OCR、VWH、OLB、FRD、SBL、OTM、SLP、SFG、TRD、CBS

おすすめ3. ST57-US【中級者におすすめ】

フェンダージャパン ストラトキャスター ST52-US
ST62に合わせてもう1つおすすめなのがこの1957年モデルを再現したST57-USモデルです。ST62と大きく違うのは、指板の材でしょう。

ST62モデルの指板はローズウッド材を採用しているのに対して、ST57モデルはネックと同様の材であるメイプル材を採用しています。

ローズウッドは最も指板材として最もスタンダードなものです。粘りのある材質なので、暖かみがあり柔らかい音を出すのが特徴となります。

一方メイプルは硬度の高い木材のため、クリーンで透き通ったサウンドが特徴です。

どちらも人気のモデルですが、プレイスタイルや好みで分かれると思いますので、優劣はつけ難いです。

ST57の中でもUSヴィンテージのピックアップを採用したST57-USは人気がありおすすめのモデルです。

新品価格では約8万円前後、中古では6~7万円が相場といったところです。

ST57-USのスペック・仕様

  • ボディ : バスウッド
  • ネック : メイプル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • フレット : 21フレット、184R
  • 指板 : メイプル
  • ピックアップ : US VINTAGE(USA)×3
  • コントロール&スイッチ・スイッチ : 1ボリューム、2トーン、5スイッチ
  • ブリッジ : DIECAST BLOCK S5D VINTAGE
  • カラー : T、BLK、OCR、VWH、OLB、FRD、SBL

おすすめ テレキャスター編

フェンダーの中でストラトキャスターに次いで人気のエレキギターが、テレキャスターです。シンプルなソリッドボディにジャキジャキとしたサウンドが特徴と言われています。

シンプルなボディな分、実は扱ってみると難しいと感じる方も多いかもしれません。それは1つ1つのチューニングや変更で音に影響が生まれるからです。

具体的にストラトキャスターとスペックを比較するとそのシンプルさは一目瞭然です。

  • ピックアップ
    • ストラトキャスター:基本的には3つのピックアップを搭載
    • テレキャスター:基本的には2つのピックアップを搭載
  • ブリッジ
    • ストラトキャスター:6セクション
    • テレキャスター:3セクション
  • コントロール&スイッチ
    • ストラトキャスター:1ボリューム、2トーン、5スイッチ
    • テレキャスター:1ボリューム、1トーン、3スイッチ

このように、ピックアップ、ブリッジ、コントロール&スイッチのどれを取ってもストラトキャスターより量が少ないのがわかります。

ストラトキャスターとの決定的な違いとしては、ブリッジの構造にあります。

テレキャスターは独自の3セクションタイプのブリッジを採用しており、このブリッジはオクターブのチューニングが合わない、というギターとしてはある種致命的な構造となっています。

故にテレキャスター自体が癖のある音になりやすい傾向にあります。

なのでストラトキャスターと比較すると、テレキャスターという形、構造自体が少し扱いづらいくレベルが高いかもしれませんね。(余談ですが色のバリエーションもテレキャスターの方が圧倒的に少ないです)

おすすめ4. TL-STD【初心者におすすめ】

フェンダージャパン テレキャスター TL-STD
ストラトキャスターと同様、テレキャスターにもSTDモデルがあります。位置付けも同様に初心者や学生でも気軽に手に取ってもらえるような価格帯になるように作られているので、やはりこちらが初心者におすすめのモデルになります。

新品価格で約6万円、中古では4~5万円が相場といったところです。ただ、フェンダージャパンのストラトキャスター全般的に、中古での出回りがあまり多くありません。

よく中古で見られるのはフェンダーUSAのテレキャスターですが、これは9万~と初心者の方にすると比較的高額になってしまいますので、少し手が出しづらいかもしれません。

定番の色はBLD(ブロンドイエロー/ローズ)という色す。

TL-STDの仕様・スペック

  • ボディ : バスウッド
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : メープルorローズウッド
  • フレット : 21F 250R
  • ピックアップ : PU-T(JAPAN)×2
  • コントロール : 1ボリューム、1トーン、3スイッチ
  • カラー : BLD、BLK、CAR、VWH

おすすめ5. TL52【中級者におすすめ】

フェンダージャパン テレキャスター TL-52
TL52はストラトキャスターで紹介したように、1952年のテレキャスターの仕様を再現したモデルになります。

ボディにはアッシュ材を使用し、オリジナルの2ピックアップを採用しています。

その形状や色合い、音質などは正に王道のテレキャスターなのが、このTL52モデルであり、USAのテレキャスターの中でも非常に人気が高くおすすめのテレキャスターです。

TL52のスペック・仕様

  • 新品価格:約9万円
  • ボディ : アッシュ
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : メープル
  • フレット : 21F 184R
  • ピックアップ : TL VINTAGE(JAPAN)×2
  • コントロール : 1ボリューム、1トーン、3スイッチ
  • ブリッジ:3セクション T6 CHROME SADDLE
  • カラー : OWB、VNT

上位モデルにはTL52-TXやTL52-SPLなどがあります。

それぞれのスペック・仕様をTL52と比較すると下記のようになります。

TL52-TXのスペック・仕様

  • 新品価格:約10万円
  • ボディ : アッシュ
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : メープル
  • フレット : 21F 184R
  • ピックアップ : TEXAX SPECIAL TL(U.S.A)×2
  • ブリッジ:3セクション T8 BRASS SADDLE
  • コントロール : 1ボリューム、1トーン、3スイッチ
  • カラー : OWB、VNT

TL52-SPLのスペック・仕様

  • 新品価格:約10万円
  • ボディ : アッシュ
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : メープル
  • フレット : 21F 184R
  • ピックアップ : TL VINTAGE(JAPAN)×1, DRAGSTER CR×1
  • ブリッジ:6セクション STEEL SPECIAL
  • コントロール : 1ボリューム、1トーン、3スイッチ
  • カラー : OWB、VNT

価格帯はどちらも新品で10万円ですが、主にピックアップとブリッジがTL52よりも良い物が採用されています。

TL52-TXにはおなじみのテキサススペシャルが採用され、ブリッジにはT8ブラスサドルが採用されています。

一方TL52-SPLはリアのピックアップにスタガード・ポールピースと呼ばれる物を採用しています。また、ブリッジは6セクションのスティールスペシャルが採用されています。

ピックアップやブリッジ等はもちろん音源に違いを生む大事なパーツになりますので、それぞれに違いがあるのはもちろんですが、一概にどれが良いかは個々人の好みな部分もあります。

店頭であれば試奏を、それ以外ではネットなどで動画を探してみても良いかもしれません。

中級者におすすめ、というモデルでしたら、今回は一般的なTL52がやはりおすすめです。

中古で購入の場合は、市場にあまり出回っていないので根気強く探してみてください。現在の相場としてはTL52が6万円前後、TL52-SPLやTL52-TXが7万円前後が一般的です。

他にもテレキャスターにはシンラインというボディの内部をくりぬいたチェンバー構造を施したモデルもあります。

シンプルなボディ表面にくりぬいた部分が映え、こちらも人気の高いモデルです。

おすすめ6. TL62B【中級者におすすめ】

フェンダージャパン テレキャスター TL62B
TL62Bはこれまでのモデルと同様、1962年にフェンダー社からリリースされたテレキャスターの仕様を再現したモデルとなります。

TL52と大きく異なるのはボディに使用している木材、採用しているブリッジです。

TL52はボディにアッシュ材が採用されているのに対して、TL62ではアルダー材が採用されています。

今回おすすめするモデルはバウンドボディと言い、ボディ部分が「縁取り」されているモデルになります。

バインディングを行う事に決定的な意味はなく、デザイン的な珍しさや、角を衝撃から守る役割などがあります。

また、ブリッジはスパイラルサドルが採用されているのも、TL62Bの特徴です。

新品価格では9万円程となっており、中古ではあまり出回っていないのが現状です。

上位モデルにはUSピックアップを採用したTL62B-USや、おなじみのテキサススペシャルを採用したTL62B-TXなどがあります。

TL62Bのスペック・仕様

  • 新品価格:約9万円
  • ボディ : アルダー(バウンドボディ)
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : ローズウッド
  • フレット : 21F 184R
  • ピックアップ : TL VINTAGE(JAPAN)×2
  • ブリッジ:3セクション T8 SPIRAL SADDLE
  • コントロール : 1ボリューム、1トーン、3スイッチ
  • カラー : 3TS、BLK、CAR、VWH、OLB、CH、TBL、OTM、IBL

おすすめ ジャズマスター編

フェンダーといえばストラトキャスター、テレキャスターと言っても過言ではありませんが、その2種類がカバーできていなかった、「ジャズ」で使用するエレキギターというコンセプトで作られたのがジャズマスターです。ジャズマスターは上位機種にジャガーという種類もあります。

おすすめ7. JM66【中〜上級者におすすめ】


ジャズマスターのエレキギターの中でかなり人気でおすすめのモデルがこの、JM66モデルです。

スイッチ式で固定するフロントピックアップの音色が、厚みと音抜けがよくとても素敵です。

比較的ロックに向かないと言われるジャズマスターですが、この個体はリアピックアップの「ペラペラ感」がほどよいです。

ネックの握り具合は、細身ながらもズシッとした存在感で、握り心地を楽しみたい方にもおすすめです。

JM66のスペック・仕様

  • 新品価格:約11万円
  • ボディ : アルダー
  • ネック : メープル
  • スケール : 324mm
  • ナット : 42mm
  • 指板 : ローズウッド
  • フレット : 21F 184R
  • ピックアップ : TL VINTAGE(JAPAN)×2
  • トレモロ:FLORTING TREMOLO
  • コントロール : 1ボリューム、1トーン、3スイッチ
  • カラー : 3TS、BLK、OCR、VWH、OLB、USB

上記のおすすめモデルは参考になりましたでしょうか?

フェンダージャパンのエレキギターは生産終了となってしまったとはいえ、長年に渡って様々な種類のエレキギターをリリースしてきました。

今回おすすめしたエレキギターはその中でもひと握りのモデルに過ぎません。また、生産年度や価格帯によっても仕様は異なるので、一概にどれが良い!と断定するのは難しいのが実情です

上記でおすすめしたエレキギターが読者様のギター選びの参考になれば幸いです。

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