ジャパンビンテージ!グレコのエレキベースの特徴とラインナップを紹介!

グレコは楽器関係の問屋である神田紹介の持つプライベートブランドで、1960年にスタートしました。

当時作られたグレコ製のエレキベースは非常にクオリティが高く、現在でも当時のグレコの需要は非常に高いです。

今回はそんなグレコのエレキベースについての特徴やおすすめを紹介していきますので、お付き合いいただければと思います。

目次

  • グレコの始まりと正体
  • ジャパンビンテージとは
  • なぜ当時のグレコがこんなにも人気があるのか
  • 多様なグレコベースのモデル
  • まとめ

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グレコの始まりと正体

グレコ自体の設立は1960年ですが、グレコブランドを保有する神田商会は1948年に設立されました。文字どおり老舗ですね。

GretschやZemaitis、Jackson、DiMarzio、Gallien Krueger、Ampegなどを取り扱う、日本でも有数の輸入代理店、楽器系問屋です。

また、グループ会社としてダイナ楽器を保有しています。

ダイナ楽器は楽器製造の会社で、グレコはもちろんですがフェンダージャパンの生産拠点としての仕事が有名です。

ジャパンビンテージとは

Meu xodó! Greco! #grecobass #eletricbass #pbass #precisionbass #tunermachine #contrabaixo

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現在ポピュラーになったアメリカのギターメーカーの多くは1950-60年代にスタートしましたが、コスト削減などの理由により、60年代後半頃には品質が低下してしまいます。

一方、直後からそれらのコピーモデルを生産していたグレコ、ヤマハなどの日本のメーカーは製作技術の向上や高度なNCルーターの登場によりクオリティを高めます。

それらのクオリティ、価格は本家を超越した評価を得ることもありました。1990年頃になるとアメリカのギターメーカーの品質は改善されます。

その空白の期間、主に1970年代から1980年代に作られた高品質な日本製のギターを、ジャパンビンテージと呼びます。

なぜ当時のグレコがこんなにも人気があるのか

前述の通り、日本全体の製作技術自体が非常に高まったのも要因の1つです。

当時は10万円以下の定価での流通が通常でしたが、そのクオリティは非常に高かったです。

当時はフジゲンという長野の工場がグレコベースの生産を手がけました。

フジゲンは現在はアイバニーズ、ヒストリー、G&Lなど、著名なメーカーのOEM生産を担う国内有数のギター工場です。

現在では自社グループであるダイナ楽器にて製造が行われているため、フジゲン期のベースはその希少性も手伝い、高値で取引されることも珍しくありません。

多様なグレコベースのモデル

グレコは多様なメーカーのベースのコピーのほか、オリジナルモデルも開発しています。

その中の一部を紹介しようと思います。

MBシリーズ(ミラージュ)

ミラージュは1978年、グレコのオリジナルでMシリーズとして発売されました。

神田商会と星野楽器が共同で開発したモデルで、グレコからはミラージュ、アイバニーズからはアイスマンとして発売されています。

通常ネック側に伸びる低音弦側のホーンはほとんどないほどで、逆に高音弦側のホーンが大きく飛び出たルックスが特徴的ですね。

アイスマンのギターはポールスタンレーが手に取った事でとても人気が出たので有名ですが、ベースのモデルも存在します。

ミラージュにはM600、M800、M1000など、仕様ちがいで多くのモデルが存在します。

これらはネックのジョイント方法やバインディングの有無、ピックアップの数などで区別することが可能で、M1000は最上位モデルと位置付けられています。

スペックはモデルにより様々ですが、例えばM900はこんなスペック。

  • BODY:Mahogany
  • NECK:3 piece Maple (Set Neck)
  • FINGERBOARD:Rosewood
  • PICKUPS:DiMarzio Super II
  • CONTROLS:2 Volume & 2 Tone, 3 way switch
  • TUNERS:Greco MH-900C
  • BRIDGE & TAILPIECE:Greco BR-GO & TP-GO
  • HARDWARE:Chrome

アクティブのモデルや5弦仕様もあったようです。

APシリーズ

アクリルボディで作られ、見た目の通りアンペグベースのコピー品です。

木材とはまた違った音色が得られ、見た目もインパクトがあるモデルですね。

当時の定価で10万円ほど。

VBシリーズ

見た目の通り、バイオリンベースですね。

セミホロウにあのブリッジが取り付けられたクラシックな仕様もあれば、ソリッドでロングスケールのロックな仕様も作っていました。

コピーだけではなく、アレンジを加えられる点を考えると技術だけではなく理解度の深さも伺えます。

このようにちょっと本家とは違うスペックが存在するのもグレコの特徴ですね。

当時の定価で8~12万円ほど。

PXBシリーズ

ロングセラーとなったグレコのオリジナルモデル。

薄いネック、深いカッタウェイとコンパクトなボディ、PJレイアウトのピックアップが特徴的です。

26フレット仕様やEMGピックアップ仕様など、価格もエントリーモデルの部分からハイクラスまで幅広く作られています。

フレキシブルに多くのジャンルに対応できるベース、というのがPXBシリーズのコンセプトなのだそうです。

ちなみにこのころの日本製にはこのシェイプのベースが非常に多いです。

PSシリーズ

当時はアッシュの代用材としてセンというウッドマテリアルが多用されていました。

ですが、PSシリーズのボディにはアッシュがチョイスされています。

ピックアップには多くのテストを通して開発されたパワーストームというピックアップが搭載されています。

シングルコイルを基本にしてコイルのターン数をアレンジしたパワーストームはシングルコイルピックアップとハムバッキングピックアップの両方の特徴を兼ね備えます。

GPBシリーズ

PJレイアウトのピックアップはアクティブでもパッシブでも能力をフルに発揮できるように開発されました。

フロントの野太いローエンドとそれに輪郭を持たせるリアのトーンは実用的で、幅広いサウンドバリエーションを誇ります。

パッシブモデルもアクティブモデルもラインナップされ、スラップ、指弾き、ピック、あらゆる奏法に対応します。

3次元的なシェイピングが施され、バランスも抱えた時、プレイする時のフィーリングを重視してデザインされています。

やはりボディはコンパクト。

日本人的な体型にフィットさせようとしていたのでしょう。

アーティストモデル

グレコは主に日本国内のミュージシャンのシグネイチャーモデルを製作することもありました。

THE YELLOW MONKEY、CRAZE、SCANCH、GARGOYLEなど、著名なバンドも多く、当時の信頼度の高さが伺えます。

まとめ

今回は日本のギターメーカー、グレコについてまとめてみました。

当時のグレコは試行錯誤のあとがみて取れるデザインも非常に多く、そして当然改善されたモデルも多くあります。

また、非常にアグレッシヴな姿勢も特徴的で、一般的に製作が簡単なボルトオンだけではなくセットネックやスルーネック、高級木材のエボニーを指板に採用したモデル、26フレットまで伸ばした指板を持つモデルも製作します。

時間が経ったからこそ楽器としての魅力がさらに引き出された、文字通りビンテージのグレコも日本の市場には多く流通しています。

安価で手に入れることが可能なビンテージですので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。

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